COMIC 1

作品名
(キャッチコピー)
一言、二言、三言…


原作 河村塔
漫画 坂本あきら


『ゆらふるべ 01』
(株)スクウェア・エニックス
Gファンタジーコミックス \580 177ページ
2003.6.27発行

それぞれのホームページには下記アドレスから行けます。
http://www.ne.jp/asahi/nanigashi/ss/yura.htm
月刊Gファンタジーにて連載中というのを知ってびっくり…えと、ガンガンて、あのガンガンですよね。よくこれが掲載されたなぁ。つか、なんで手に取ったかというと煽り文句に惹かれたのです。一言で言い表すと、オリエンタルサイバーパンクです。
この世の理(ことわり)を根元から操作(サイバネティクト)する電脳法術なる体系によって人が造りし世「神無殻(かむながら)」施設組織“揺震部(ゆらふるべ)”のメンバーホツマ、ミナワ、イッシキ、ツイナ、ヤタの5人がメインの登場人物です。それぞれ凄腕電脳法術士です。電脳法術士というネーミングからも分かるように、漢字と電脳の組み合わせに無理が無く、説得力があります。
本来の主人公はホツマらしいのですが、私の贔屓は癒女であるはずのセツカにいぢめられてるツイナ。そして、誇らしげに言い放つ癒女セツカを見るだけでも、この1冊、手に取る価値がありました。
セツカ「私の心はナガト様のもの ナガト様の心は私のものよ」
「癒女は一度でも自分を受け容れてくれた人のもの」
ツイナ「言葉は癒女を拘束する最も強いシステム」
呪縛アイテムとして、言葉は最強最凶かもしれないと思っていたところなので、みごとにはまりました。癒女というのはつまりセクサロイドなんですが、身体だけでなく意識も慰める存在という設定に「癒女」というネーミングはぴったりですね。
サイバネティックスcyberneticsが本来「舵を取る」という意味だとは、知りませんでした。「操作する」だけではなかったのですね。そうか、操作するだけあって導くという部分がごっそり抜けてるから、某○ル・ゲ○ツは嫌われるんだな。


2003年の「コミック1」はこちらです。

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ごめんなさい。ロゴを用意する間がなかったので、とっても愛想がないです。
しばらくお待ちください。

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