欠片 
2002.7〜8


心身共に色々あったので、やすらぎを求めてネット上を彷徨っておりました。
本も読みました。一般出版、同人誌の別無く。
そうして、思ったことや感じたことのうち、半端な部分――
「どのページにも、ちょっとなー」という欠片を此処にまとめていこうと思います。
当然整理もできてない部分です。そもそも整理整頓は苦手だし…
なので、扉を付けました。
ネガの煩悩の形を見てやろうという物好き、いえ奇特な方はこちらへ
そんなもん見たくないから戻りたいという方はこちらへ
どんな煩悩なんだ?とお迷いの方は以下の駄文を参考にどうぞ。
2001年3月分の「欠片」はページを改めました。
2001年5月分の欠片は、こちらです。
2001年6月分の『欠片』は、こちらです。
2001年8月分の『欠片』は、こちらです。
2001年9・10月分の『欠片』は、こちらです。
2001年11月分の『欠片』は、こちらです。
2001年12月分の『欠片』は、こちらです。
2002年1月分の『欠片』は、こちらです。
2002年2〜3月分の『欠片』は、こちらです。
2002年4月分の『欠片』は、こちらです。
2002年5〜6月分の『欠片』は、こちらです。

☆ 住基ネット「すごーい〜(^^:;)...」  2002.8.17
モトが「週間ポスト」だから(2002.8.16号)、少し割引は必要かも知れないけど
ものすごーーーく笑える記事が載ってました。
(ホントは笑い事ではないのだけど、笑う以外何ができると?)
その1.
総務省だっけ?ホームページのの自治体向けのQ&Aページ、
部外秘のはずのそれがマスコミ各社に漏れてるというのもお笑いですが
7月末段階で、各自治体からの問い合わせへの返答のほとんどが
「只今検討中」だそーな。
「たとえば受け取りを拒否された場合、どう対応すればいいか」
「個人情報が漏れた場合の責任は市町村にあるのかないのか」
「責任がないとすれば、その法的根拠は何か」
これらへの答え、みーんな「只今検討中」だそうです(--;)
つーことは、市町村の責任者、各自で対応してるわけだ。
気の毒に…
どっかで見た構図ですね。
現場の状況を無視して「しろ」と言っといて、
なんか問題が起きたら、「現場で対処しろ」つーのね〜ね〜

その2.
自治行政局市町村課へのインタビューだそうですが
「重要なのは自治体職員のモラルの問題です」「(だから)職員研修を行っています」
これに異論はありませんわね。でも、それに続く言が
「パスワードの保存の仕方や、パソコンの画面に情報が映っているときは、画面を体で隠して他人の目に触れないようにするなど、きめ細かな指導を行っています」
!!!!!!!!!!!本気か?!いや、正気かー!

仰け反りましたよ。私ゃーー(▼▼)
これがホントに「ITがどーの」「電子政府がどーの」と言ってる政府のセリフ?
第一、モラルと研修の内容に関連性が無いじゃないの?!

もう何も申しませんよ。(--;)
「ファイヤーウォールがあるのでセキュリティは万全です」
なんて発言はまだマシだったのね…



便利なのは、いいとは思います。
良いけど、その便利と万が一流出したときの危険と
(いったん流出したら取り返しつかないんですからね)
毎月の経費とのバランスの問題だと思うのですよ。
なのに、「とにかくやりたい」というのが先に立ってるとしか思えないのですよ。
第一、地方分権だとか言って、赤字は各地方で何とかしろと言うくせに
どうして、個人情報は総務省が一手に握るのよ。
おまけに「期限内ではムリです」と現場が訴えると
「やるということは伝えてある。(だから)現場は準備しているはず」
あのなーーふらいんぐせーと言うのかーー
去年、私がヒドイ目にあったときと、パターンがそっくり同じだわ。
「やりたいんだから、やれ」で、「できません」と言うと、逆ギレする(▼▼)


住基ネットの維持費、最低でも毎月20億円近くかかるんですよね。
でもって、減らしてくれた母子家庭への補助、これは年間2億円あまり…
おーのーれー、こっちから住基ネットの方へ回したなー
老人医療もサラリーマン医療も障害児への特別児童手当も減額しおって〜
(高度医療でも保険が使えるようにしたのは評価できるけど)




☆ お江戸見聞録2002年夏    2002.8.7(水)
きゃー時間だーーと慌ててバスに飛び乗って、ン???
ひーーん、10時発はANAだった…JASは10時50分だったよぉ〜
ああ、もうナンだってこんな勘違いをーー思えば今回の旅を暗示してたのよね、これ(T T)

空港の端末からネットに接続できるの、発見♪やってた兄ちゃんが時間が来て、行っちゃったのよね。
残り時間15分もあるのに。で、使わせてもらいました。ラッキー〜

品川でRさんと待ち合わせ。
付き合ってもらっちゃいました〜高野のフルーツバイキング。
いやー、こんなメニューがあるなんて、知りませんでしたわ。
お高い網目のメロンや黄色いクリーム西瓜やマンゴーや、
もちろん食事やケーキも取り放題〜わーい♪クリーム西瓜なんて始めて食べた(^O^)
後でデパ地下で見たら、どれもすごーく高かった、ひえぇぇぇーー
く、果物の値段じゃないわーー

伊勢丹では明日から古書市!!!
去年の年末もやってたわね。それにまた心くすぐるものが一杯なのよね。
昭和30年代の雑誌とか、海野さんとか種村さんとかいわゆるサブ・カルチャー本が。
確実に狙われてるわね、○タクの財布^_^;)

しかし、コピー誌ができてないからとノートパソコン担いで来てる人に
なんつー極道な、ごめんねぇ〜
kさんへの差し入れまで一杯背負ってったのよね〜

定宿の奥さんに頼まれた加トちゃんキーホルダーを空港の三越でゲットしてお渡し。
いや〜いきなり電話があったときは何事かと思ったけど
各地の空港で限定販売している加トちゃんキーホルダーを集めてるそうで(^▽^
空白の北海道と中国地方のは、9月に泊まる人に頼んであるんだって。
見てたらごめんねぇ。でも言わずにいられない〜
ふつーの人の密かな楽しみ〜
いや食堂にきっちり飾ってるんだから、密かでもないわね。
「息子が持って帰ったのに私がはまっちゃって」と言ってたけどね。
いいことよ〜楽しみがあるのは(^o^)

お宿に落ち着いて休憩して……
で、そのままてくてくてく。新大久保駅前のネット喫茶に転がり込むところが…
だって涼しいし、飲み物飲み放題だし24時間営業だし♪
☆ お江戸見聞録2002年夏    2002.8.8(木)
夏コミ前日、思いっきり朝寝坊。
おみやげの手配して、西荻窪の布地屋さんに寄って、中野のまんだらけ行って、
(ものすごい買い取りコーナーができてたわ!)
下北沢のコーヒー・モルディブでコーヒー豆仕入れて、
古本屋さんで粘って、コミケット・サービスでオタクな気配に触れて。
…でも、今回男性向けが3日目だからかひっそりしてた。つまんないのーー( ̄  ̄)
それにしても、あそこの本の量、ついに限界値を越えたわね。
去年まではまだ見て行けたのだけど、今回は箱から出せないまま壁になってる本の多いこと。
もうあれは倉庫だわね。

げんこつやというラーメン屋さんで涼めんしいうのを食べました。
冷麺の仲間らしいんだけど、初めての味。
最初高いなと思ったんだけど、チャーシューの量といい麺の量といいハンパじゃなくて
すっかり満腹。美味でしたわ〜満足〜
冷麺と冷やし中華の違い知りたかったんだけど、涼めんときは、どう違うのかなぁ。

またまた新大久保駅前のネット喫茶に転がり込むところが…
だって、寂しいんだもん、ネットに繋がってないと(TT)
☆ お江戸見聞録2002年夏    2002.8.9(金)
夏コミ1日目〜
お祭りお祭り夏祭り〜♪(☆ー☆)♪
・・・なのに私ったらーー( ̄  ̄;)
(T T)わぁん、せっかく作ったポストカード忘れていったぁーー
それも、家に忘れたってんなら、また諦めもつくけど
ホテルに忘れたってのがねぇ。アホや(--;)

おまけにおむかいの館へ出向くのが遅れて買いそびれた本はあるは、
お買い物をRさんに押し付けちゃったから、あんまりご挨拶もしてないは。
せっかくご本いっぱい出てたのに。さすが「お頭登場」のインパクトはすごいものが(^o^)

でもでも、スパーキングロケッツさんにはちゃんとご挨拶に行ったの。
図々しいと思いつつ、ウチの本渡しちゃった〜♪♪(//▽///)♪
だって、ここの本に会わなかったら、副シャンにはまらなかったと思うもん。
うん、ここの本が「いいんだよ」って言ってくれたのよね〜
気のせいでも良いの。私にはそう思えたんだから。

気温以上に湿気がすごくて、おまけに空気がぴくりとも動かない
ものすごーい状況だったけど、なんとか乗り切って、早めに帰宅。
りんかい線が割とスムースに流れたので、楽でした。
上手になったねぇ。りんかい線の駅員さん。
一昨年だか、駅の周りに人波の大洪水を引き起こした同じトコとは思えないわ〜

しかし、今日って、平日の、おまけに五十日(ごとうび)前の、お盆直前の金曜日。
電車も道路も大渋滞。思い切り通勤の皆様の邪魔をしてますね、ごめんなさい。
でもでも、年に一度だけだから許して。冬はもう仕事納めすんでるはずだから。

おまけまであったし(~_~メ)
私は中央線快速で東京駅まで行くのだけど、
神田を過ぎたあたりで、いきなり停止。
「緊急停止無線が入りました。御徒町駅で…」
なんですとーーひぇー東京駅で待ち合わせなのに。
携帯持ってないから、連絡のしようがないよぉ。
動揺してたらしくて、待ち合わせ場所を思いっきり間違えるし。
頭では丸の内口と分かってるのに、なんでか八重洲口の方へ行ってしまってた…
よ、良かった。時間余裕持ってて。
したらばRさんとkさんも山手線西日暮里で緊急停止に引っかかったそうな。
駅だったから乗り換えようとジタバタまでしたとか。私より悲惨。
しかし、アレは一体何だったんでしょう。
まぁ、間に合ったんだし、
通勤電車に、大量のオタクが乗り込んで御迷惑かけたんだし……( ̄  ̄;)
文句言えないけど、ニュースでも何にも言わない。
中央線や山手線ではよくあることなのかなぁ。
☆ お江戸見聞録2002年夏    2002.8.10(土)
2日目。今日は中央線の通勤快速は無いので、新宿で待つ待つ〜
それでも、20分もしたら次が来るのだから都会はいいなぁ。
地方だと次は1時間後とか2時間後とかざらだもんねぇ。
おじさんが駅員に「こんなに待たせるのに何のアナウンスもない」と怒ってたけど。
去年、若い女性も「次の便まで15分も待った。信じられないー」って言ってたけど。
この便利さも慣れると当たり前なのかもねぇ(^ ^;)

土曜なので、タクシーも余裕で着けました。ビッグサイト。
入口近くのスペースなので通路から風も入ってきて楽〜助かる〜
それでも、開場後しばらくすると通路も何も人人人〜人の波が途切れません。
どんなイベントもここまで混んでることはありません。
ラッシュアワーのようなという形容も嘘じゃありませんね。
買い物に行ったり、ぼーとしていたりで今回も使えない人になりはてていました、私。

でも、じーーっとうちの猫写真を見つめてくれる人たち♪
猫好きの視線て分かりますねぇ(^O^)
無料配布の猫カードも喜んでもらえて、がんばった甲斐が\(^_^)/
「ここ、黒猫通信」と言って寄ってくださったお二人もいて、嬉しかったです♪
ちゃんとお礼言ってお話しすれば良かったのだけど……( ̄  ̄)
魂が抜けてたもので、ぼーと販売だけしてしまった。申し訳ないーー
運良くこの次があったら、ちゃんと言おう!
素人の写真の猫ブロマイド集なんつーものを身銭を切って買うて行ってくださった皆様
ほんとーに感謝しております。
猫さん達も感謝〜ご協力サンクスです。
もちろん売り子してくださった皆様も〜
おかげさまで無事終わりました\(^▽^)/〜
☆ お江戸見聞録2002年夏    2002.8.11(日)
今日はお宿の移動日。
パックツァーなので一日だけは指定のホテルに泊まらないといけないのです。
ホテルが目白なので新大久保から山手線で二駅。
行ってみたら、何これーー。
ホテルの隣はブック・オフ、夏季バーゲン中の立て看がどんっ
道路の向かいはソーイング・パッチワークのスタジオ兼お店
わ、私にどうせいとっ↑こっちは盆休みのよーで、ちょっとほっ。
ブック・オフものぞくだけにしよっ、ほほ〜
ネット喫茶は一軒だけあったのだけど、「天空自在」とか小さい看板が出てるだけ
狭い階段を上がった3階の、いかにもマンションの1室を改装しましたって体で
さすがの私もちょっと怖かったのでパス。
その代わり、喫茶店で休憩。
また落ち着けそうな喫茶店が一杯あるのよね。このへん。
のんびり見上げた夕暮れの空に細い細い三日月がかかっていました♪
ああ、「戦いすんで日が暮れて」としみじみしちゃいました。
で、この夜も爆睡…しくしくしく。
☆ お江戸見聞録2002年夏    2002.8.12(月)
今日の東京は少し曇ってて、暑さも少しは和らいでいます。
お盆の帰省ラッシュの後なので人も少ないような。
目一杯ホテルで粘った後、新大久保でまたまたネット喫茶へ(^_^;)
だって、新宿とか神田とか出ちゃうと絶対本屋へ行っちゃうもん・
昼前実家にお電話〜
「なんもいらん」とは言われてたけど、もう一度確認。
したらば「美味しいパンが欲しい」「…木村屋のあんパンでいい?」
銀座まで行くのはめんどくさいし、渋谷の東急で買おうっとしたのが敗因(--;)
渋谷には、マルナンがあったのよねーーそれも12日までバーゲンの(^_^;)
あああぁぁぁーーしまったあぁーーー
西荻のピンドットで既に買ってるのに。
いや、ピンドットで買ったボタンにぴったりのデニムは、まぁいいして
何が嬉しゅうて今頃麻をーー!
いや、それもまぁいいとして、なんだって羊皮のハギレなんぞをーー
だって、だって柔らかくて、マントにぴったりだったんだもん。
小さなボタンも、皮用の針と糸も(^_^;)なぜかベルベットも。
だって、ベロアより柔らかいし、すとんと落ちるラインがキレイなんだもの。

ああ、もう今回のオタク日記は、まるで買い物日記〜しくしくしく〜〜〜
我が身から出たことだから、そうよ〜私が悪いのよ〜
後悔はしてないけど〜



☆   ふーむと考えたこと やおい   20027.17

某ティーさんに指摘されて考えてみました。
いや、今書いてるSSにも関係あることだし(^_^;)

>さる素敵サイトで「男性というものは好んで自分から○かれたがるとは思いがたい」って説を拝見したんです。
 それで、かの御2人のことをズーット考えているんですが、
 ネガさんはそれが「気持ちいい」以外にどんな感情でそうなると思われます?

うーむ、改めて指摘されると、なぜでしょう?
なんせ、私ゃ「や○いは、あって当然」て思ってきたからねぇ。
「JUNE」なんて創刊号からゲットしてたし。
それにしても不思議ではあるわね。
7年前までは、同人誌の存在一つ知らなかったのに。
「や○い」に何の抵抗もなかったのね。というか、
ペアリングに関しては、男×女、男×男、女×女、女×男と、何でもありだったのよね。

コミケやシティについて知ったときは、そうか、あったのか、と長年の疑問が氷解したけど(^_^;)
 私が知ってた同人誌は、昔ながらの文芸同人誌だけだったから。
Mさんと細々ながらおつきあい続けてたのにねぇ。

年取ってからの麻疹は重いって言うとおり、見事に転がり落ちたんだけど。
まぁ、それは措いといて。

まず、「男性というものは好んで自分から○かれたがるとは思いがたい」
これも、個人差は在るわけだけど、まぁ現在普通に育てられた男ならそうでしょうね。
「男は」という概念が、成長過程において、しっかり刷り込まれてるから。

じゃ、シャンクスは?というとー
ウチのは、ジェンダー的にはとっても解放されてるという設定でして(^_^;)
男×男で自分が攻になろうが、受になろうがどうってことないんじゃないかな〜
(多分、男×女、女×男も、オーケーだな)

……そういう人なんです。
だって、シャンクスは自由な男だから。
と言うしかありません〜

解放されてて、しかも欲望には忠実で、となると――
セックスに関してもタブーはない、でしょう。
でなきゃ、おかしいもの。

で、もう一つ。シャンクスがコワイもの知らずで、
「抱かれるのも平気」なのは、彼の方が自立してるからでしょう。
もちろん彼は仲間は大切にしてるし、敵だって憎んじゃいない。
ある意味お気楽な方。闘う相手がいて、ラッキーくらいに思ってたりして。
当然ベンのことも、かけがえのない相棒と思ってはいます。はず……です。

でも……ベンを喪ったらシャンクスはどうなるかと言うと……
そりゃあ嘆くでしょうし、置いていったと怒り狂うでしょうけど。
でも、ベンを喪ったら、シャンクスは壊れてしまうかというと……
うーん、否でしょうね。
欠落は大きくとも、シャンクスはシャンクスとして生きていくでしょう。

でも、ベンは……(少なくともウチのは)
シャンクスを喪ったら、もう回復できないほどのダメージを受ける
と思います。
彼は、自分の根っこの部分をシャンクスに委ねているから。

シャンクスが見ててくれる、
自分の傍にいてくれる
それが彼の支え―――
母親の方をちらちら見ている子どもなんですね。
幼稚園か、せいぜい思春期前期くらい?

その依存性がベンの一途さであり、シャンクスが時に怒ってしまう理由でもあります。
シャンクスは別に保護者になりたいわけじゃないのだから。

愛されていることの心地よさはあっても
「依存は良くない」とかいう理屈以前に、
愛故にベンが自分に跪くのは嬉しくないのですね。
そのくらいは、シャンクスもベンに惚れてる……
惚れてるからこそ、従属されるのは、嫌なんですね。
シャンクス、そういう権力欲とかパワーゲームとかに興味はないから。

なんだか、受、攻があやふやになっちゃいましたね。
kさんは、「より惚れてる方が攻め」と言うてらしたけど、かなり妥当なのかも。
ウチのも、明らかにベンの方がより惚れてるもんなぁ。
いや、愛の深さじゃなくて、切実度が違うと思うの。

触れていたい、自分の手の届くところに置いときたい。
でも、ベンは抱かれたいとは思わない。惚れすぎてるから。
性への禁忌もあるだろうけど、それ以上に「自分をさらけだすのが怖い」のが本音だと思う。

逆に、シャンクスは「自分を晒す」のに何の抵抗もないような…
「見られたから、どうだってんだ」とか言いそうじゃありませんか、彼。
ベンが愛想尽かしたりしないという自信があるのね。

つまりは、抱く・抱かれるは、二人の関係性の問題てコトですね。
抵抗があったとしても、抵抗感以上に「そうしたい」と思えば、抱くにも抱かれるにも、進むでしょう。
あっさりと、であれ、悩みまくってであれ、ね。

というところで、いったん区切り〜
原稿の方に戻ります〜


興味のある方は、以下のサイトを参照してください〜

「小泉理沙子の部屋」
http://homepage1.nifty.com/risako/index.htm

「蜜の厨房」
www2.vc-net.ne.jp/~kitchen/mits/index.html





☆  賢いということ 2002.7.17

ぼんのー入ってます。気を付けてね。

もともとは、2002.6.23から考えてたことなんです。
なんでかというと、「モノ・マガジン」の岡田斗司夫の「新オタク日記」にこんな記述があったから。
 クレバーとはね考えずとも結論に達することができるということだ。
 無意識領域が論理的だからね意識領域が直感だけで動く。
 という頭脳が、僕の考える頭の良さである。

で『ONE PIECE』24巻のSBS
シャンクスのこと、「頭がきれる」と評してありました。
ずーーっと以前の巻で、副船長のことを「一番I.Qが高い」とありました。

二人の違いを如実に表してると思いました。
頭がいいとか知能が高いというのは、=賢いではないということです。
迷いながらベターな方へたどり着くのも、何も考えなくても即座にベストな解に到達するのも、
どちらがえらいというのではないけど、
いらない知恵もある、生きる邪魔をする知識というものもある、
本当の知性は、持ち主を不幸にするものであってはならない
――以上は、副船長の賢さには、不幸の陰がある!なーんてね(^_^;)
シャンクスにこき使われてるから、なんてのじゃないですよ。
副船長は、あらゆる可能性を検証しようとしてるような気がします。
で、「もっといい選択肢があったのでは…」と思い悩むのね。

でも、シャンクスは、「もっといいやり方が…」なんて悩まないのよね。
やっちまったことはやっちまったこと、で先へ進む気がします。
過去を切り捨てるというのとは、ニュアンスが違ってて…うーむ。

それに関係してると思うのですが、
「婦人画報」7月号に勅使河原蒼風の言葉が載ってました。

 椿がいけてあるのを見て、「あ、椿だな」と感じるようではだめで、
 何だか分からないが、「あ、きれいだな」というストレートな感動を与える。
 よく見るとそれが椿の花だった、といういけ方にならなければいけないと思う。

その勅使河原蒼風が、パリで出会ったホアン・ミロのことをこう評したそうです。

 「やさしくて かわいくて するどくて こわい」と。

誰かのことみたいでしょ〜 ほほ〜




このページの壁紙、アイコン等の素材は、Asha's Graphics Garden様からいただきました。「高みのガーゴイル」のセットです。


inserted by FC2 system