「なんじゃ、こりゃ」と思われた方は、速やかにお戻りください。
お互いの心の平安のためです

ひょんな事から、巡り会ったコミックマーケット。何でもありの自在さと、「好きなモノは好き!」というパワーが、救いをくれました。

・書き込みは、順不同です。ここまでいらっしゃった方なら、読んでいくのも嫌じゃないだろうと独断。


・ホームページをお持ちで、かつOKいただけたサークルさんには、リンクを貼りました。

下手したら、夏の整理も、きちんとできないウチに冬になるんじゃあ…と、言ったとおりでした。(^^;....
あっというまに冬が。も、もう新刊送ってくださった方が(^^;...嬉しいけど、ひえぇ〜
で、春が来るのも、あっと言うまでした。えーん、嬉しい悲鳴。

2000年冬のご報告〜2001年春
少しずつ更新します。蟻くらいのスピードですかしら。;^_^A
サークル名 ジャンル タイトル コメント
ゆきはな社 SD
流花
マンガ
野生のカリプソ
後編
花道=人魚姫の続きです。でも、完結してないの、くすん。
恋は深まっていきます。初めて人を殺してしまった後、無垢だった花道が言うのですよね。「そんでもかまわねーと思っちまった。世界中の人間を殺したっててめー一人を生かしとくためだったら、んで、てめーに感謝されて抱きしめられるんだったら…」恋って……
でも、今回流川が妙に考え深そうで、ちょっと辛い展開です。最後はハッピーエンドだとはあるのですが。
『野生のカリプソ』完結編
ハナミチ=人魚姫と王=ルカワの恋は、ちゃんとハッピーエンドでした♪あのハナミチが「オレ様の人魚人生をかけた運命の純愛は不滅だっ!!」と宣言するんですから、成長したモンです。しみじみ。
でも、そうなんでしょうね。「(愛されてきた)その思い出を裏切ってもオレはアイツトと生きていきたい」愛されて、大切に育まれてきたハナミチという存在すべてをかけてルカワを抱きしめる。ドリームですわ〜ほわ〜
しかし……毎度恒例和さんのFAXまた一段とグレードアップしたようで……とっても……楽しうございますわー


『筋魚とお昼寝』番外2編
『野生のカリプソ』完結編で、しっかりできあがった二人のその後、です。
スィートホームを作りながら、やることやってる二人〜幸せそうでなによりですわ〜
いやー、しかし食いたいって♪食いたいって♪うっふっふ。
またセンドーが煽る煽る。「知らんぷりして、わざとでしょ、この〜」と言いたくなるくらい煽る。

ハナミチ(元)人魚も、夏だからでしょうか、とってもとっても大胆。
「FLESH」なんて、もろお誘いの言葉で始まるのよー。
目元をうっすら染めて「オレのこと食いてーか?」なんて言われりゃ……
>オレも コイツを食っちまいたい
あのハナミチが……人は(人魚も)成長するものなのですねぇ。しみじみ〜

「SCARS」
珍しくルカワがいっぱい喋るんです。それも絵に描いたような口説き文句を。
でも、落ち着く先は――
>すげーキモチ良かった あれだけは惜しかったかも。
個人的には、ルカワのこの台詞に感動。なんてっ正直なんだ。
「雨を見たかい」
『2001年流花の旅 下巻』掲載
16歳の二人。流川の告白に、花道はどう応えたか。
表紙を入れても10ページの短いお話なんだけど、ピュアとしか言いようのない恋です。10代にしかできないような。
あまり覚えのない私でも、しみじみとしてしまう。
洋平の視点が入っているだけに、ぎりぎりこれしか無いという選択がイタイ。とゆーか、解説は野暮ですね。
HODO2 PROJECT
SD
流花
小説
『天の星』

『蒼き狼』のショートエピソード

『2001年流花の旅・上巻』掲載
黒水城(カラホト)後の二人。疲弊しきった流川と、ハーン花道なんですけど、やっぱり流川は強気です。
「他の誰に対しても『ハーン』であらねばならない彼を唯一解放できる存在」なのだと堂々としてます。こうでなくちゃ流川じゃないですね。
花道の”俺の男”発言にも、ゾクゾクきました。素の『花道』自身に戻れる唯一の相手として、本当に対等な存在であろうとした流川は正しい。守られている者は、守られてる状況を乗り越えてしまうけれど、「『個』に戻れる」場所は一生手放せるもんじゃないから。
瀬崎ブランド アニパロ
SD 流花
小説
『秘密の入り江』 歴史劇ベースのハーレクィンロマンスです。
花道ドレス姿で、完全女の子ですから、そういうの苦手という方には向きません。
でも、たたき込むような文章の勢いにのっかれば大丈夫。きっと、思いこみの強ーい流川のペースにはまっていることでしょう。(笑)
私的には、流川と三井のコンビが、いい感じ。もちろん洋平はかっこいいです。
Fool' paradise アニパロ
SD流花
小説
『世界で一番幸運な男』 西部劇ベースのハーレクィンロマンスです。Hは自前だそうです。(笑)
ハナミチ、完全女の子ですから、そういうの苦手という方には向きません。
でも、ハーレクィン読んだこともなかった私が平気なんだから、きっとオーライ♪文章に味があって、一文は少し長めですが、するりと読めます。
ルカワもハナミチも、決して理想像じゃないです。
普通の、欠点もあるけれど一生懸命な「人間」として描かれています。そう、血と肉の通った造形と言えばいいのかしら。私は密かにヨーヘーの渋さに憧れてるんですけどね。
『森の小さなお話』


『2001年流花の旅・下巻』掲載
可愛かったです♪しっぽがとってもきゅ〜と♪なもりあかがえるのはなみちくんと、面倒見のいいもりあおがえるのるかわ。種を越えた愛、です。

絵物語なので、フォントのサイズや種類の使い分けが効果的に生かされてるます。
るかわのお家には、見覚えがあると思ったら、以前のホームページの目次ページでした。二人(いや二匹かしら)の“すぃーとほーむ”ですね。
むらさき

ずーっと書き継いでこられたストーリーを本にまとめられた由。
早速送っていただきました。なのにアップが遅れたのは、全面的に私のせいです!
名探偵コナン
健全というんでしょうか
今回、快斗×青子、新一×蘭ですね。
『THE SNOW QUEEN』 ・クリスマスにぴったりの甘やかなストーリー。
お互いがお互いを求め合う思いの強さは、どのようなカップリングだろうと変わらないなぁと納得。
・オリジナルの登場人物が、またかっこいいのですよ。男も女も。
名探偵コナン
『Inperial Jade』
――インペリアル・ジェード(翡翠の観音)――
ありすとサフォ再び。なんせ、今回の舞台である有栖川家ってありすの実家でもあるので。そこの跡取り和臣は、ありすが家を出る原因でもあるのですが、しっかりシスコン。
ほほ、親の思惑ははずれるものらしいですね。いー気味。
いささか無謀だったコナンを救うため、金庫の中で怪盗キッドが取った手は…
お互いに相手を殺したくないし、殺人者にもしたくないという二人の関わりがすてきです。
ラスト、とってもほのぼのと青春しています。
アニパロ・トルーパー 『幼きものの 夢と目覚め』
人の強さが説得力を持って描かれている。それが私の第一印象でした。
「トルーパー」を全然知らないということもあるのでしょうけど。普遍的な優しさ=困っている者がいて、自分に助けられるなら助けるということです。
・「五千年の齢の果てに妾を引きずり回す物に会うた」
オリジナル 『春の戦姫』 ・ボクだけがこの人に両手を使わせる。
「ボク」というのは、佐保子のことですね。まぁ、佐保子とリーミンの関わりの始めが平穏なモノでないことは目に見えていましたが。
『成長の儀式』 サフォとリーミンの物語。二人の「これまで」がもっと知りたいです。
・こうやって人に借りを作りながら生きていく。今までは許容できなかったことを染み入るように受け取れる自分の判断の変化があった。
・名前、それは己を思うときの、最初の器となるものだ。
最後、リーミンは自分を襲った大烏に名前を与えます。
『ありす』 ・両親ではなく自分で選んだ人たちの側にいること、甘える相手を選ぶこともまたありすの権利なのだから。
・逃がすのではなく、旅立たせなくては意味がない。
アリスが甘える相手に選んだ老夫人の決意↑です。
ありすのこと好きなくせに、ありすをを旅立たせるために動く同級生の神谷君。彼もなかなかいい男です。
・姉は行くべきところへ行ったのだ。


『白い塔のありす』
『ありす』の最後で、まんまと有栖川から逃れたありすがハーバードで出会った護衛二人。サフォとリンダ(リーミン)。ここで三人が揃うのですね。
私的には、二人がちょっと切ない。
>経緯はどうあれありすは『二親』に愛されて育った。その違いを…
ありすを利用しようとする「家族」からありすをガードする二人。
ストーリーは入り組んでいて、かなりハード…
でも、最後はちゃんとハッピーエンド。
瀬野生洋介も結局ありすに掴まってしまいましたわ。
ほほ、ありすの根性の勝利ですね。
>「あれは友人を敵の中から捜す」
どんどんサフォやリーミンたちの姿がくっきりしてきて、彼女らが身近な存在になってきています。
いやー素敵なインナーとお着物のお披露目もあったし♪楽しい♪
コナンの方にもこのメンバーてば、しっかり出張ってるのですよ。くすくす。


『魔女の落としもの』
サフォにリーミンにビビにフォークナー少将。そして水神のヒドラ。(後ろ3者は『幼きものの 夢と目覚め』のメインでした)揃いも揃ったという顔ぶれ。この中で魔女というと…
私、もとからビビとフォークナー+ヒドラのトライアングル、好きだったのですけど今回ので…惚れました。ああ、ヒドラが、かっ可愛い。
>(フォークナーがここにいて、そなたが残ると言うのなら妾もじゃ。ふん)
>(ま、良いわ。ぬしが一緒でも)
>「…こっちの台詞だ…」
と言い返すフォークナーもかっこいい。
いやー、三つ巴で転生してしまって、彼らの現在生息地は、どうやら人間界以外らしいですね。その後報告書作成しながらサフォとリーミンはビビの謎の失踪期間を追いかけ出すのですが。よもや「家なき子」につながろうとは想像もしてなかったです。「プラディ・ピースト(血塗れの獣)」と呼ばれていた女の『…マイ・ボーイ…』
やっぱり先入観があったせいかしら。「女」と「母」は両立しないんじゃないかっていう。「母」の在り方も色々あるということなのでしょうね。
残された小さな藍音は目の見えない小夜子を「守る」という定位置を得ます。それが嬉しい。
私としてはサフォの子供時代と同じ顔を見て、混乱しちゃうリーミンが可愛いです。そうか、リーミンは子供時代のサフォの顔をよっく知ってるんですものね。
ビビのお話を、もっと読みたいなぁ。
オリジナル三作は、独立した内容ながら、緩やかな連作となっています。
アニパロのコナンやSDにもサフォやリーミン、影村遥や瀬野生氏は登場してきます。危険な魅力とともに。そのどれにおいても、彼らは“助けられる者”は助けます。敵には容赦ないけれど、意味無き殺戮は行いません。助けられた者は、やがて助ける者となります。彼らの払った犠牲は、未来に向かって捧げられるのです。
(当人たちは犠牲とも思ってないでしょうけど)
うさぎ狩り


(正式呼称「アリス」)
『金田一少年の事件簿』「雪影村殺人事件」のパロディ
明智×金田一 小説
『鶯に告げられた』 お正月の街、こんなセリフで始まるのですよね。
「誰かに会いたいけど約束してまで会いたくない」
個人的に落ち込んでた事情とからまって…みごとに射抜かれましたわ。
「明智は初めが泣きやむまで、黙って待っていてくれたのだ」
というのが、終章にあるんだから、もうね。ええ、スィート&メロウです。
雪影村の高校生達のお互い知り尽くして、でも離れられないという関係は…
ちょっと切ないかも。田舎って、そういうもの、です。
『ARMS』パロディ マンガ+小説 『キース狩り(ハント)を開始する』 6〜7巻のキースとガウスについては『オペレーション・ナンバー』
「これは自分と同じ《ジャバウォック》と戦う。共に戦地に挑む。運命を共にする。華やかな戦歴を積み重ねてきた智将」
とゆーあたりにガウス大佐への偏愛がこもってますねぇ。

13〜14巻のエリア51関連については『a treacle-well――糖蜜の井戸――』
「欲しいものはくれない」
「あなたのもとが一番怖くて、そして一番怖くなかった」
滅ぼしてしまった以上、キース・ブラックは永遠にキース・ホワイトに片恋だ。子が親を思う気持ちが常に一方通行であるように。

『色々ないろ』
「『なぜ生まれてきたのか』なんて無意味だよ」
「始まりの意味がないのに終わりに意味なんか付く訳ないじゃないか!」
この世にあり得ぬ青いバラに囲まれて、ブルーとホワンがお茶を飲む。
ブルーウィロウのカップで=「むかし英国人が中国青磁にあこがれて作った紛物(まがいもの)。今となってはそれが本物」
――連想ゲームしてしまった。年末に読んだ『正しく悩む―自分でできる心理療法』(頼藤和寛)にあったフレーズ。
「われわれは『原因だけがあって、目的などないような人生』を生きているのである。(中略)われわれは、ここから出発しなければならない。そして、ここからでも出発できるのである」
『枯渇の井戸』
ホームページ場で発表された『糖蜜の井戸』の続編
正式呼称「アリス」初のオフセ本です。
ちょっとショックが大きくてまとめるのに時間がかかりました。
『ARMS』自体大変ショッキングなというか意表をつく展開をしているのだけど、nari様のサイドストーリーは、もっと予想外でした。はい。
ネタ晴らしになってしまうので、あまり言えないのですが。
エリア51で二人支え合っていたセロとエドワウの兄弟。失敗作として廃棄される直前、エドワウは反エグリゴリ組織へと匿われます。サミュエル・ティリングハースト博士の言葉に導かれるまま。

・あの大きすぎる空の下。どこにも自分の居場所がない。誰か他の人にだけに与えられる危険な感触。
それがブルーが初めて味わった『自由』というものの本性だった。

・「ARMSでないなら、ヒトはなにになるの?」
「ヒトは自分という人間になるんだ」
「『自分という人間』?」
「ああ。この世に、この時代に、たった一人しかいない自分という人間。そのなにものにも侵されない平穏の境地へ向かって進む」

ブルーは「自分」になったと思う。それが嬉しい。
例え出発は間違っていようと、誰から、何のために生み出されようと、ヒトは「自分」になることができるのだ。

・「愛情というのは言いたいことやしたいことを我慢して相手に感謝してもらうことなの?」
・「僕の感謝がないとあなたの愛情は完結しないの?」
・「自分がしたいことを犠牲にして、それで僕が喜ぶという図式だよね。でも僕はあなたがやりたいことを抑圧したからって嬉しくもないし」
けっこうモノが分かっていたブルー。駆け引きなしだからなおのこと。すっごい誘い文句ですね。ブルーのこれ。
「あなたがやりたいことをしたいようにすれば?」
「それで嫌なときはイヤだってちゃんと言うよ」

新宮十三が言う。
・「悩んで蹲る前に、突進しなきゃならん時がある。体を動かしているうちに見えてくる答えもある」
・「あがいても苦しいだけじゃ。自分が流れに巻かれたと思ったら、いっそ流されてしまいなさい」

高槻巌(いわお)に、私は多分理想の“父”を見ていた。けれど、そうやって誰かを仰ぎ見るのは、結局キース・ホワイトの目論見にはまることだろう。
人間が等価なら、誰かを仰ぎ見てはいけないのだ。どんなに素晴らしいヒトだろうと。誰かを仰ぎ見るのは、誰かを見下すことになる。自分自身にではなく、「あの人が何というか」に判断の基準を置いてしまう。自分もまた「あの人ではない」のだから。――崖(たかし)がしたように。
かといって「自分のみ」を恃みすぎてもいけない。自分以外の人を自分ではないという理由で軽んずるようになる。キース・ホワイトが陥ったのは、こちらだろう。

しかし、nari様も指摘してたが、地球だの世界だのになって何が嬉しいのかねぇ。自分なんて、一人いりゃ十分だし、「他」があるからこそ「他と違う自分」が分かるんじゃないのかねぇ。天才の考えることって。
スパーキング・ロケッツ
(がらがら海賊団改め)


アニパロ
ワンピース(副×シャン)
マンガ
『スプーン一杯のクリスマス』
ここの本を読んで、見事に副×シャンにすっころんでしまったんだった…
オリキャラの二人を迎えたある年の赤髪海賊団のクリスマスのお話。と短いマンガが3編?
「一緒に居たい一心で子供って、こっちがびっくりする位一生懸命なんだ」と言うシャンクスの表情にどきどきしてしまった。
短編の中、甘〜いムードを漂わせたその同じ口で「…時は、俺を見殺しにできるか?」と言えるシャンクスはやっぱり大頭なんですよね。
シャンクスって、副船長の灯台なんだろうなと夢見ている。(赤髪海賊団の他のメンバーにとってもだろうけど)
シャンクスの傍にいると、男として人としての枷をはずせるというか、はずしてもいいという気になるんじゃないかな。
恋なら終わるけど、生きてく上での心地よさにいったん触れたら、離れられないだろう。道標からは、生きている限り目を逸らすこともできないだろう。
ドッペルゲンガーズ!

アニパロ
ワンピース(副×シャン)
マンガ
『Drug Fruits』 ゲスト多数で、とってもお得な一冊。
でも、やっぱり表題作の『Drug Fruits』が一番印象深い。
若い頃、(多分)まだ二人きりだったときのお話。
凪で食料が尽きた時、シャンクスがベンに尋ねます。
「おまえって必ず食べ物分けずに 俺に丸ごとよこすのってなんで?」
生き延びるためには、半分に分けるより一人で喰った方が助かる確率は高いと思ってきたベン。
けれどシャンクスは誇り高く言ってのける。
「オレなら…分けて 両方生き延びる方に賭ける。」「だから絶対あきらめねェ」
「今のおまえみたいな顔させたいか?」と言われてしまったベンが、十数年後には自然にリンゴを二つに分け、一方をシャンクスに差し出す。
それを見ていたシャンクスの嬉しそうな笑顔が何とも。
劇団さくらBX アニパロ
ワンピース(副×シャン)
マンガ
『You Get A Mail!』
ポストペットの副シャン(4頭身)とその飼い主ベックマン&シャンクスのお話。
私、ロリの趣味はないはずなのですが…
副ちゃんの性格を濃縮したよーなポス副に惹かれてしまった。八重歯のポスシャンもかーいいし。
ドロ甘シリアスが本流なので、と作者様は主張なさってますが。やはり可愛さには勝てないでしょう。
特に、最後青筋たてて睨みあう副ちゃんとポス副の二人の世界が♪
というわけで、私も思いきり転げ込みました。
『海賊的恋愛野獣系』 まだ若い頃の二人のお話。意地はって、突っ張って、お互い相手を自分の土俵に引き込もうとしている時期ですね。
――可愛いったら〜♪でも、そーだろうなと思う。だって、“愛”があればなおのこと。この二人が素直に相手の言いなりになるとは思えないもの。
表紙のシャンクス、斜め目線とちょんと突き出した舌が……色っぽいです。なんか、抵抗できなくなりそう。この目で誘われたら……
ベンちゃん、君も苦労だねと肩を叩きたくなる。
でも、副のほどけて乱れた黒髪のオーラも凄まじいものがあるから……おあいこか。
プロジェクトR ミステリーパロ
小説
京×関

『玉響』
「山颪ウラから見たらこうだった」関口君本。
プロジェクトRには珍しいコピー本。
ものすごーく鬱っている関口が事もあろうに「(略)使えるのなら――それはそちらの方がいいだろう」と言うのだから。
「おーまーえーなー」と首根っこひっつかんで締めてやろうかという気になるのは、私だけではあるまいて。
「この男が居るなら――私は要らない」本気か、おまえは。
もちろん本気ですね、関口は。こう沈むんだ、彼は。
それをやけにナマ暖かく手を引く京極。そこにはもちろん仕掛けがあるわけですな。
………けれど結局はそんな彼を大事にしてるんだわ、京極堂も、榎木津も。
関口の立ち返るところは、「ここ」なんだなぁ、としみじみしてしまうです。



『生霊(いきすだま)』
『したこころ』に負けずシブい装幀です。
関口が京都まで京極堂を追っかけて行くお話なのです(笑)。
つまり〜焼き餅焼いたわけですね。榎さんが「京都の古馴染みに会いに行った」しか言わないから。
見えてしまう人って、どうしてもコミュニケーション技能というか能力に問題があるみたい。
雨の京都で、きっちり巡り会うんですけどね。(多分猫のお導き)

「お前は確かにここに居るのだと定義してくれる」というところから関口の切実さはよく分かる。関口自身、滅多にないくらい一生懸命言葉を紡いでいる。けど通じないことってあるんだなぁ。
必要だ=好きだとは直行しない二人。なかなか好みだわ。
で、京極堂は京極堂で、とってもがっくりきているくせに、
「君の欲しいものは君自身を繕うそういうものであって、この僕自身ではないんだな」とまで言ってるんだから、その落ち込み具合も知れようってもんです。
でも、結局は………
まぁ要するにハッピーエンドじゃないでしょうか。(笑)
私としては「とんでもないものを掘り当て」て「暴走」する京極堂をここでも見たい気はしますが。
付記 がっくり来ようが動揺しようが、無口になるか饒舌になるか、どっちかでこそ、京極堂。間違ってもどもったりしないでほしい。と、これは私の勝手な願望。
冒険野郎マクガイバー エッセーマンガ 「本当にあったとんでもない話10」 この頃ご活躍の、酔いどれK子ちゃん。今回もパワー爆発。笑かしてくれました。しかし、東京のイベントで「K子ちゃんですか」と聞かれたりおんさん、その一瞬どんな気持ちになったか詳しいトコをお聞きしたい。
カラオケネタに、ぎくぅ。わ、私3曲とも知ってるんだけど…でも、同じ世代じゃないのよね。
荒川マジック 猫エッセーマンガ ねこばなし22 くっ太郎のエピソードが胸に迫りましたわ(^^;....「ぼくにいちばんにくれるの?」のセリフをくっつけたくっ太郎の嬉しそうな顔がねぇ。「たくさんの中で自分だけを見てくれる」――うーんうーん、反省!
子育てマンガ 来訪者25 前回面白いからダメと言ってた「マジック・ザ・ギャザリング」見事にハマったよーです。ひかるクンとお父さんが。アーメン。
100万の桁に行かないよう陰ながら祈っていてあげよう。
「好きこそものの上手投げ」と「地球を少しずつ狭くするのはヲタクの『好き』の力」には、わはは。はい、インターネットもそーでしたね(^.^;...
うっとりくらぶ オリジナルジュネ
マンガ
うーん、ファンタジー系と言うべきでしょうか?

『銀のジーク8』

バルハラを舞台に、純情お子さまで可愛いジークロンドとたらしーのキラティアのお話。やっぱりラブ・ストーリーですね。ええ、どんなにキラがたらしーであろうと(笑)
今回ジークがすごく可哀想かも。「知らないやつを見るみたいに俺を見た…」傷ついちゃって、カイトに縋る猫の姿のジークが何とも。私も撫で撫でしたい〜
いつもいつもオンナが強いんだけど、今回、裏天上界のキラに捨てられちゃった下界人のキャラウェイも強い。
なお、なんで天上界に裏があるかというと、「物事はすべて陰と陽でなりたっている」からだそうです。

こちら↓の本は、同人誌じゃないけれど、関わりのある本です。



大塚英志

『物語の体操』

朝日新聞社
 \1400 215ページ
2000.12.1発行

・「二次創作」する側が本当はマズいって知ってるんだけど好きなんで止められない、というレベルにあるのなら、一足先にプロになった側はかっての自分がやはり先人たちをパクって成長したことへの恩返しとして黙認する、というのが両者のまっとうな関係という気がします。
・小説を書く文章というのは「お話」を書くよりは「私」について書く方に適した形で、いうなればゆがんだ進化の仕方をしたものである。
・「私」について自己言及することで始まったこの国の書きことばは実はカミングアウトにとても向いているのでよく日本人は自己表現が下手だと言いますが、それは公の場で個としての自己を主張することで、何というか内に向かってねちねちと「私」について語ることにどうも向いている日本語というのがあって、それは文学とか小説のことばに近いものとしてあるのではないでしょうか。
・ぼくは今ではすっかり評判が悪くなってしまった戦後民主主義下の子供ですから例えば知識や表現する技術が限られた人々に特権的なものであってならないと当たり前のように考えます。
専門学校で小説家養成コースの講師として教えていたことをまとめた物だそうです。
パロディのことを「二次創作」と言うのは知りませんでした。
かなり偏った領域の本ですけど、パロ=「二次創作」に関しては正しい態度のような気がします。だって、前を行く人の模倣をしない人なんていないと思うから。
《知識や技術は特権的なものであってはならない》ということの意味をもう一度考えてみる必要があると思う。「エリートの育成を」とか吠えてる方々は、自分及び自分の子孫はエリート組に入ると信じ切っているのだ。どういう根拠が有ってのことか知らないけど。その尻馬に乗っていいものか……


実際救ってくれたのは、このコーナーの本たちでした。

特に、荒川マジックさんの「ねこばなし」で一時預かった子猫を
「いまはもういないけど、あのこはあたしのことが一番好きだったんだよ」
いっている言葉を読んだときは、全ては許されるのだと、言ってくれてるような気がしました。

2000年夏の記録は、こちらです。

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