「なんじゃ、こりゃ」と思われた方は、速やかにお戻りください。
お互いの心の平安のためです

ひょんな事から、巡り会ったコミックマーケット。何でもありの自在さと、「好きなモノは好き!」というパワーが、救いをくれました。

・書き込みは、順不同です。ここまでいらっしゃった方なら、読んでいくのも嫌じゃないだろうと独断。
・ホームページをお持ちで、かつOKいただけたサークルさんには、リンクを貼りました。

  2002年春のご報告
少しずつ更新します。蟻くらいのスピードですかしら。;^_^A
サークル名 ジャンル タイトル コメント
SEEKERS アニパロ ワンピース(副×シャン)マンガ 『HORA!』 シャンクスが片腕無くしたときの副がメインの「銃爪」。
シャンクスにメロメロの副とやっぱり副は“特別”なシャンクスの二人の世界〜「Pride・3」副船長リリカル本と作者ご本人が言うてらっしゃる通り、どっちも副ってロマンチストだ〜
つーことは、つまり「最強の下僕」だな。とほくそ笑む私。
しかし、それだとシャン副だと落ち着かないだろうな、この人、とも思う。だって、下僕って、基本的に「してやりたい」なんだから。そーれーもー一人で立てる人間にこそ「してやりたい」
(シャンクスの立ち姿は惚れ惚れするほどキマってますわ)
副ほどの男も、くらくらするでしょう〜もちろん、シャンクスも副を離しゃしません。気に入ってんです。「殺しあいをしよう」という約束をするほどには、ね。
むらさき
アニパロ
「名探偵コナン」
『卒業の日』 快斗×青子の卒業編。久しぶりの成人指定と言う通り、その〜〜(//▽///)
いやぁ、可愛い初体験なもので、かえって照れちゃう。
前作『RED&BLUE』で東京――ラスベガスという「究極の遠距離デート」をやってた二人ですが、その内実は清らかさんだったんですね。
快斗の鉄壁の自制心のおかげで。――なんせ、青子の方は、喜んでオオカミさんにすり寄ってってたんですから(^_^;)
いやー一番わくわくしたのは、快斗が青子を自分家にエスコートする場面だったりします。
・「いつものように手を繋ぐのではなくその指先を掬い上げるようにして」
多分この時から、快斗は青子を正式にパートナーと据えたのだろうなと思わせます。
だって青子にしたことったら、とてもとても初心者レベルのものじゃなかったんだから。


2002年初夏のご報告
B級エンジン アニパロ・ワンピース
(副×シャン)マンガ



『処女と少女と娼婦に淑女』
今回は、女キャラ本第2弾。たしぎ・ヒナ・ナミ・ビビ等。ちょっとシリアス風味なマンガが4編。
たしぎ編のヒナ様がステキ(^O^)〜たしぎも、ヒナ様とスモーカーが可愛がるだけのことはあるって分かるようになっています。ひいきの引き倒しじゃないのですね。
スモーカーさんのセリフもいいのですよ。「幸か不幸かはあいつが決めることだ 俺は知らん」「トロい女だがそんなこともわからねぇほどバカじゃねぇ」
個人的事情からは、ナミ編では、ナミが煙草の香りからベルメールさんを思い出すシーンが好きです。(同じ頃、ノジコもゲンさんに「もういいんだよ」と言っています)
あんなにも辛かったことさえ、「もういいんだ」「こうしていつか」と思えるようになる――本当だなぁとしみじみしました。


『酔夢』
シャンクスと副の出会い編です。戦闘の最中、命のやりとりをしながら目があって、そして……というおいしい出会い。嵐の中、初めて見交わした二人の視線の絡まりが、もうドキドキするくらい切ない。うん、一目惚れと言うよりももっと厳しく(かけがえのなさの切実度が違う)あの瞬間に二人はお互いを聖別したんだと思う。(//▽///)
もごもごなシーンも、まぁあるんですが、それ以上にエロチックなのがこのやりとり。
「俺の左腕がお前を選んだ ただそれだけ」「お前も俺の左手を取った」
このシャンクスは本当に頭がいいです。自分が一番欲しいものはもちろん、副が一番欲しがっているものも、よく分かってる。「何が自分に必要で 何がどうでもいいかってこと」
設定が何とも、私好みで、一撃で轟沈されてしまいました。「副船長はシャンクスにかけがえのないものを与えられた」及び、「副船長はシャンクスがどこかからさらってきた」
あーんっ。嬉しいのよ、嬉しいんだけど…Rさんあたりが大笑いしそうだわ∝∝∝∝∝...=((#--))
劇団さくらBX アニパロ・ワンピース
(副×シャン)マンガ



『夢路』

お頭との出会い編がベースなので、二人ともまだ若く、副の髪も肩までしかない。若い衆です。こちらの副はなかなかの強者。どんなにシャンクスのことをすごいと思っていても、いや思っていればいるほど、自分がイニシアティブを取ろうとする。決して跪こうとはしない……惚れれば惚れるほどね。多分、そういうところがシャンクスの気に入ったんだと思う。(逆説的(^_^;)ですね)
なにより「欲しいのはお前」のセリフにはクラクラしましたね。シャンクスってばーこのタラシ(^O^)
で、副のまとめた髪が広がるときの流れの美しさ〜目つきの凄さ〜ああ、絵で見られるなんて幸せ〜
こそっ。主人公達はみんな、尊敬するオトナを持っているという指摘に賛成♪


『God bless you』
準備号となっているのは、オフセでもこのタイトルで出す予定だからだそうで(^^)さて、どんな本になるのかな〜
いや、今回とっても海賊らしいシャンクスです。私的には、メガネくんが儲け役ですわ。
「こんなのお頭が手ェ出すまでもねェだろ?」ああ、怒ってる怒ってる〜いいなぁ。
お頭と副のやりとりもいーなぁ。「片足失くそーが 半身もげよーが 俺の事 追っかけて来るだろ?」というお頭の言い分も〜愛の言葉を囁かれて、本気で寒いぼ出してるお頭というのも…(^_^;)
まー言うた副の方が、もっとチキン肌になってるけどね。ほんに〜こちらの副は、とっても雄々しい〜〜
こそっ、猫足バスで遊ぶお頭も可愛いなぁ。のぼせるまで遊んでいそう。入浴じゃなくて、湯遊びね(^^)
炎+「りっとう」

すみません、サークル名がパソで、見つかりません。
アニパロ・ワンピース
(副×シャン)小説


『児戯』
温泉風味です。第1話は温泉旅館。第2話は洞窟温泉。この舞台は、伊豆か勝浦か、モデル探しも楽しいです。海とは違う時間が流れているそこで、静やかに始まったお話のムードをぶちこわすのは、やっぱりこのお方なんですね。くつろぎの時を台無しにされた副ちゃんが哀れ。
しかし、緋色の薄物まとったシャンクスって…いやーか、可愛い。着付けはとーぜん副ちゃんのお仕事なのね(^O^)あげくに、「当たって欲しくない」お遊戯に付き合わされる副。やっぱりシャンクスが“King”なのねぇ〜
第2話、へんなとこで、身につまされました。「あと何日か吹雪いたら泣きそうだったぜ」そうよ、古傷は寒さと湿気に弱いのよ。ミホークさんがルフィの情報を持ち込んで、荒っぽい祝いは、原作のあの時も、と思い出しましたわ。
最後、「…継ぐものはなにも、血を分けたものである必要はなかろうさ」に、うんうん。そういう人たちよね。シャンクスも副も。赤髪海賊団の面々も。血縁に振り回される愚かさを知っている。血によらないつながりを信じられる…豊田勇造の曲でも聴いてみたくなりますね。『血をこえて愛し合えたら』など〜


いわゆる一般出版物のうち、有明にも関わりが深いものを、こちらにアップします。
著者名
タイトル 出版社 値段 ページ数
コメント・他


『齋藤史全歌集』
1928−1993

大和書房 \15000 926ページ
1997.5.20発行
『齋藤史全歌集』別冊
1928−1993
大和書房 140ページ
なんせ、値段と厚さがとんでもないから(^_^;)、ありがたく図書館蔵のを利用させていただきました。こちらで↓、どんな本かのぞけます。
http://www.daiwashobo.co.jp/books/ISBN4-479-88027-5.html
半世紀以上の歳の差を超えて、この人は、とても近い。1世紀近い生涯を通して、齋藤史という人は、少女であり、乙女であり続けた気がします。
別冊の中で、浅羽通明氏が指摘しているとおり、この人は、世紀(男達の闘争の20世紀)をよそに、諦観を抱き続けたのだろうと。その諦観は、戦後の窮乏生活とか介護の大変さとか以前に、生きていることそのものへの諦観。楽しくてでも苦い、そんな思いだったのではないかと感じました。

・飾られるショウ・ウィンドウの花花はどうせ消えちゃうパステルで描く
・おろかしく生きてある日のうつくしくかげろふさへもまつわりにける
・おろかしく生きてある日のうつくしくかげろふさへもまつはりにける

(浅羽通明)
・昭和余年、深紅のじゅうたんを敷き詰めた劇場でフランス映画に憧れ、銀座の珈琲店の二階、窓際の席で眼下のペイブをゆく人らを見おろしてお茶を飲み、おみやげはコロンバンの木の葉型のパイ。そんなつかのまを楽しんだ彼女の「どうせ消えちゃう」というつぶやきにこめられた明るい諦感が、生産から遠く離れた歳で、衣食に窮する思いも知らず、果てもない言葉遊びの軽海を弄んで虚無の日々をやり過ごす20世紀末の私たちには、痛いくらいわかってしまう。お江戸見たけりゃ今見ておきゃれ、今にお江戸は原となる。にぎやかな終わらない宴のただ中で、その倦怠をだきしめたいのならば、今も昔も、そんな終末の予感にまさる味つけはないのであろう。



実際救ってくれたのは、このコーナーの本たちでした。

特に、荒川マジックさんの「ねこばなし」で一時預かった子猫を
「いまはもういないけど、あのこはあたしのことが一番好きだったんだよ」
いっている言葉を読んだときは、全ては許されるのだと、言ってくれてるような気がしました。

2001年冬の記録は、こちらです。

inserted by FC2 system