「なんじゃ、こりゃ」と思われた方は、速やかにお戻りください。
お互いの心の平安のためです

ひょんな事から、巡り会ったコミックマーケット。何でもありの自在さと、「好きなモノは好き!」というパワーが、救いをくれました。

・書き込みは、順不同です。ここまでいらっしゃった方なら、読んでいくのも嫌じゃないだろうと独断。
・ホームページをお持ちで、かつOKいただけたサークルさんには、リンクを貼りました。

  2003年冬〜2004年初夏のご報告
少しずつ更新します。蟻くらいのスピードですかしら。;^_^A
サークル名 ジャンル タイトル コメント
荒川マジック オリジナル(マンガ)

『ねこばなし31』
裏表紙、いきなりメイドさんキャップでした。お姉ちゃんのお手製だそうで、ももさん誂えたみたい〜(^^
キーボードを巡るお母さんとももさんとの攻防もなかなか笑えます。そうよね、猫にとってはキーボードもただのでこぼこの板ですよね。うちの猫がいたら、私もやっぱり攻防してたのでしょうねぇ。
『にちじょう7』 じたばたしてるわんこのあしあと、いいなぁ。可愛いなぁ。今度つながれてるわんこ見つけたら、足下をチェックしてみよう。
この本は、気が付かないようなこと、でも楽しいことを教えてくれるのよね。まさに「にちじょう」♪ ももさんのとんとんもウケました。ホント、ももさんてヒト臭い猫。家の中で、お父さんに溺愛されてるからかしら。猫の左利きって多いのかしら。私が会った猫はだいたい右利きだったと(右手をかけてきたから)
SF者のパーティの食べ尽くし方、憧れるなぁ。一般のパーティなんて、立食式でなくても残しやがるんたから(`´メ) 美しく食べ尽くされた皿を見たいーー!
『来訪者34』 ほしみさんの大学決まったそうで、おめでとうございます。正月が気分楽だったでしょうねぇ。受験生抱えてると、どうしたってナーバスになるから。
でもって、ご本人の合格祝いがボークスのSD(スーパードルフィー)と言うのがσ(^◇^;)某Rさんの熱狂ぶりが思い出されて、くすくす。きっと次の本までにはお洋服とか小物とか増えてるよね〜
ひかるくんのいただいた賞状絡みで自主出版系出版社の罠にも笑ったです。そう、こうやって生き延びてるのですよ。小さな出版社。
好きなミュージシャンの単独ライブが受験日当日に重なったというのも…ああ、人生って…
『えんげき!2』 大阪のシティで出ましたよ、すごい。愛さま♪そして、反省。
文句ばっかり言ってちゃいかんですね。何の見返りもないのに、高校生達は演劇(部)活動にがんばってるんだもの。
そうして、ずきっ「どんな世界でも人間関係ではじまって人間関係でおわるのは同じ」…ずきずきっ あぁぁーー..・ヾ(。><)シ
ゲーム・パロ 『ANGELIQUE12』 おなじみの顔ぶれによる同人物語で、今回もとっても楽しい。
しかし、宅配ボックスが付くと不便というあたり、己の年末を思い出して笑ってしまいましたよ。わはは。みかん箱やリンゴ箱は宅配ボックスにゃ入らんものね。そうして、ほんとにオタク大国日本が南北に細長いために北の同人者は苦労してるんですよね。こちらは濃霧に悩まされてるけど、まぁずっと続くわけじゃないから。自分のトコの基準だけでよそのことまで判断してはいけませんね。自重!
SEEKERS アニパロ
ワンピース(副×シャン、シャン×副)マンガ


『それでもいいと思っていた』
とっても手のかかったコピー誌。
ベンがシャンクスにスカウトされたばかりの頃のお話。最初、副船長に任命されたベンがキッパリはっきり断ってから、しっかり落とされるまで。
むっとしたまま、探るようにお互いを見る目がねぇ、色っぽいんですわ。まだ通じ合ってない、探り合ってる仲、で、一歩踏み出して詰めるのは、シャンクスなのね。「俺がお前を選んだんだ」「俺が欲しいのはお前で 俺と同じモノじゃねえよ!」
うっとり〜これで押し切られるんだから、副、結局シャンクスには勝てないんだ〜『 思っていた』、なら、今はどうなのか、はまた描いてくださるそうです。楽しみ〜
The Front Wave アニパロ
ワンピース(副×シャン、シャン×副)マンガと小説


『SWEET!』
某雀船長が陰で出張ってます。ええ、文字通り影の主役。
そうして、うちの船長ってば、副船長の陰に隠れるーと思ってたら、ちゃんと後半かっこいいとこ見せてくれました。21ページの足!手!翻るマント!し・あ・わ・せ〜(^^ 後ろで悪魔のよーな笑みを口元に浮かべてる副船長も見落としてはなりませぬ。
今回、小説もたんまり。「必ず一番を見極める」シャンクスの野生の勘もすごいけど、それにぴんとくる副もすごいですよね〜


『もものかんづめ。』
再録だとばっかり思ったら、小説はしっかり書き下ろしがありました。嬉しい〜 いたぶられてるスモーカー大佐も美味しいけど、実は「愛があれば大丈夫」が一番お気に〜だったりします。だって、『○○』本を抱えたシャンクスに「……試すのかしら?試されるのかしら?」なんて呟くヒナ殿が悪いと思うのよ。
久しぶりに読み返した「mement mori」も、いいなぁとしみじみ。
いつもへらり〜としているお頭の滅多に見せない涙は強烈で……その後ろでリフレインされ副船長の想いとオーバーラップする死者の想い。 私はこのくり返されるフレーズに惚れたのですよね。「死スルは恐ルルニ足ラズ 海ニ在レバ我ガ魂ハアノ腕ト共ニ……」
ひみつ日記も楽しいし。いいなぁINF○BAR しかし、お頭はいい出汁が出て、副船長は地獄煮なんですか。うーむ(^_^;)
天然危険物
(NBL)
アニパロ
ワンピース(シャン×副)マンガ


『smor.gas.bord』

タイトル、点が抜けてます。
どうも以前くらった文字化けのショックがでかくて、避けました。
表紙が可愛い〜(^^ 美味しそうな薪のケーキ、ブッシュ・ド・ノエルを切り分けようとしてる二人と、完全に食べる体勢スタンバイの二人、そして人数分の皿を用意して控えてる1人となれば、誰がどの役かは、分かり切ってますね。
今回は、短い作品が数多く〜(スモーガスボード)というタイトルの通りですね。「今日のわんこ」の新作が出てて、嬉しい♪わんこのしゃんくすJr.がお気に入りなんです。鷹の目のわんこは、ハスキー君。隈取りは恐そうだけど、Jr.をぺろりするときのお顔はとっても優しい。いいわんこだ(^^ しかし、鷹の目…服のセンスだけじゃなく、ネーミングのセンスも無かったの?
「SCRAMBLE!」の副の声を聞いてみたいものです。色っぽいだろうな〜お目々きらきらさせてすっ飛んでくるシャンクスは、まさに猫にマタタビ状態。気持ちは分かるけど…
出てくる順番は逆だけど、「HAND・FAST」が「GHOST IN THE CELL」へとつながるんだと思う。シャンクスの左腕は失われたのではなく、一足先に未来へ行ったのだということ。それは、ゴールド・ロジャーも同じだろう。
「あの男の魂は今も海に そして俺たちの中に 在り続ける」
それは、まさしく「遺伝子のように」生物的限界を越え、「こころ」などというあやふやなもののみによって受け継がれていくものがあるというアイデアは、とても魅力的だ。つまり、私は「ミーム=文化的遺伝子」という考えが好きなのかな。それで『ワン○ース』にも惹かれたのか。しみじみ納得。
アニパロ
ワンピース(シャン×副)マンガ



『JUNGLE BOOK』
今回の上演作は、インドを舞台にした某名作です。大長編コピー誌(^_^;)
今回もベンは、インテリ。博士です(^^ しかし、シャンクスがオオカミ少年というのは、はまりすぎてて笑ってしまいました。裏も表もなく、ひたすら己の愛(と欲望)に忠実なとこが、なんとも。
ロビン嬢が儲け役でしたね。元々好きなキャラだけど、うん、この熱意と根性は登場人物中一番かも。今回シャンとベンはもうお互い一直線だし〜ちょっと他に目が行っちゃいます。
そして、ショウジョウとマシラが可愛い。おやっさんと一緒にいたい一心で火を怖がらないようになりたいと願う猿たち。いじらしいです。どうも…一緒にいたいというキャラには弱いらしくて。だから、この映画の最後にもよろけました。最後、シャンクスの潔い台詞が舞台を引き締めます。「皆は俺が何もかも失ったって心配してくれるけど」彼は、ものなどに縛られはしないのです。彼が望むのは、ベンだけ。ベンが共にいてくれるなら、怖いものなどないのですね。純愛です〜
Electric Sleeper アニパロ
ワンピース(シャン×副)小説


『Landslide Victory』上・下
ジジイ連中とオッサンがかっこいいのは、もう当然のこと。(ネルソン艦長といいシャデクといい)その上に――少年達がすごく愛しいです。私ゃショタの気は無い…はずなんですが。可愛いではないんです。彼らは既に庇護される存在ではないのだから“可愛い”必要など無い。彼らは彼らで生きており、誰であろうと、そこに介入することなどできはしない。……けれど、「見ているよ」と言うことは有りで、同時にその生き方を見せることで「俺たちも生きているよ」と思いを送ることはできる。そして受け取ってもらえたメッセージは、次の世代に染みこむ。血ではなく言葉ではなく、生きること生き方そのものの中に。それが、「つながっていく」ということ。
・受け継がれてゆくものは、血ではなく、その想いと、思いを我が手に掴みとる力の中に、ある。
私は、人は現実の遺伝子だけでなく、血のつながりによらないミームという文化的遺伝子をつないでいくことによって人たり得るというのは、ドーキンスの論を支持しているので、こんな風に語っていただけると、とっても嬉しい。
お頭はもちろん活躍してますよ〜とってもお得な部分を独り占めしてますね。ほほ。洒脱と言っていい軽妙な文体で語られるので、とても読みやすく、この長さを楽しんでしまいました。


『7TH HEAVEN』
「―決して会場では読まないでください―」との注意書きがありましたが、そんな勿体ないことするものですか。お持ち帰りして、じっくり〜と味わいましたよ。
ものすごーく余裕無い副と、しっかりそれに応えてるシャンクスがもうもう〜エロというより… なんと言えばいいのか… 激しく貪るような、けれど満ち足りてもいる。それ自体の幸せと、そんな相手がいる幸せ……結局副もシャンクスも幸せ者で、読んでる方も幸せに浸れました♪
NOCROSS NOCROWN アニパロ
ワンピース(副×シャン)マンガ


『PIVOT』
エロですっと作者様が言うてらっしゃるので、心構えして拝読。はい、とっても萌えました。
楽しめました。シャンクスがもう可愛いんですよ。上機嫌も極まれりの副の気持ちがとてもよく分かる…(^_^;) つまり薬まで持ち込んで副にかっこいいとこ見せたかったシャンクスの気持ちも、これまたよく分かってしまって… つーまーりーラブラブなんですな、この二人♪
ハードな部分もしっかり楽しませていただきましたが、一番エロティック〜だったのは、副を引き寄せ、下からキスするシャンクスの潤んだ目と半開きの口だったりします。二度目は口は閉じてるけど、くすっと持ち上がった唇の端が、突き出された舌がもうもう力一杯エロです。ええ、褒め言葉です。これ。これだけリキの入ったのって、書くのにもすごいパワーがいるのだから。その愛に感動です。やっぱりここは「いや〜ええもん拝ませてもらいました」ですね。
PINK☆SPIRAL 龍騎
マンガ

『イン マイ ライフ』

ゴロ+北かな、ゴロ×北かな(^_^;) カップリングも分からんくせに何故読んでるかというと、その、しみじみと幸せになれるからです。「俺が先生のそばに居たいんです」と北岡先生の傍にいるゴロちゃんが可愛くてねぇ。いじらしいというのでしょうか。
前回、「悲しいときにキスしちゃいけません」「幸せなときにキスをしましょう」と言ってたゴロちゃんが、満ち足りた夕餉の後、自分からキスするのですね。ほんとにキスだけ… それだけで、二人とも照れまくって(//v///) わーーリリカルだ。すごく少女漫画だーと回ってました。 やっぱ幸せな二人を見てるのって、見てる方も幸せです。わんこの頭にふわっと乗せられるゴロちゃんの掌見てると、あの手に撫でられたらどんなに気持ちいいかしら、としみじみ。 いや、別にヘンな意味じゃなくて、この人はさりげなく優しいんだなぁと、多分先生以外の人だって邪険にしたりはしないだろうなって、信頼できるんです。そういうところは、前ジャンルから変わってない。信じていられるって、すごく有り難いことですね。


『彼について知っている二、三の事柄』
生本ですと言われても、どう生なのかさえ分かってない私。でも、素材に関係なく料理が美味しかったのでメモメモ〜
なぜか渡辺謙のインタビューにシンクロ。彼が言ってたのですよ。うろ覚えなんですけどね。 一つの役を終えてそこから戻ってくる。次の役をするためには、その役をやってた時のことはクリーンアップされなくちゃいけない。けれど、どんなにゼロに戻したと思っても、ゼロになりきらない部分がある。その役を通して自分の中に積もった何かは自分の中にとけ込んで、次の役へとつながっていく。だったかな。
消しても消しても、なお後に残るもの――それが人の記憶を作り、新しい経験と相まって自己の姿を形成していくんだろうと。変わっていくその途上のひとときって感じで、切なかったです。今の気分のせいか体質か、私はやっぱしんみり系が好きみたいです。最後、並んだ足の、足だけのカットに通り過ぎていってしまうものを感じてどうしようもなく胸が痛かったです。
キンクロ愛好会 猫の写真集〜♪


『街猫公園猫画像集』『2003冬猫キンクロ他おまけCD』
冬コミで無料でいただいちゃった猫画像のCD、とっても充実していました。
画像数も多くて、アップもロングもクローズアップも色々あって、楽しい。うーん、やっぱ腕の差かなぁ。ただ撮ってるだけじゃねぇ。もう少し撮り方の本も読んで、レベルアップを図ろう。レンズにはちょっと手が出ないから。だって1本が7万くらいするんだもの。
黒猫もいて嬉しいってのとは離れた時点でP2090078みたいにほのぼのしたショットもいいなぁ。
よく似た画像を並べておくと、ビューアーで見たとき、猫が動いてるように見えるんだと言うことも発見。今頃ーー何年CD作ってんでしょね。
マックでもウィンドウズでも開けるようにしてあったし。もっと精進しなくては!来年はマックでも開けるように作ろうっと。今年の目標です。
の付いた猫さんなんて、もうまるきり『ふくふくふにゃ〜ん』です♪ 
冒険野郎マクガイバー オリジナル
日常マンガ



『本当にあったとんでもない話 15』
いや〜K子ちゃんがいっぱい♪
クリスマス前ですもんね。ずーーーっと道に迷ってる(らしい)K子ちゃんの王子様ネタが表紙でした。
今回K子ちゃんの弟さんの心境がなんつーか…タイトルも「覚悟完了」だし。そう、「許す」前に「諦めた」が来るのよ〜特に身内なら〜
そんなK子ちゃんが以前は酒嫌いだったなんてね。元職場(特に名を秘す)でのストレスが酔っぱらいを生んだらしいです。
そーしーてー…原稿絡みのネタなんですが、私は仕事がらみでひーん、だ、だって、このタイトルが並んでるのよ。「おっしゃるとおりでございます」「返す言葉もございません」 その後ろには、別ネタなのになぜかつながる「現実をありがとう」うわーん、「逃避してないでちゃっちゃっとやれ」って天の声でしょうか。やりたくないんだよぉーーランダムさんの原稿なら待ってる読者がいるけど……
カストリCo. ミステリーパロ
マンガ
京極夏彦



『螽 虫斯』

今回『陰摩羅鬼の瑕』で憑物が落ちたのは、関口自身でもあったと思ってたことを描いてもらえて嬉しかったです。榎木津も木場もよっく分かってますね。さすがつるんできた年月はダテじゃない。
「お前は理屈で分解(き)った構築(は)ったはできても同調し下手だからな」「そういう立場なんだろ 粉砕しか知らねェ手前ェが言うな」
黄昏れてる関口と1本の燐寸で煙草に火を付けるところなんぞ、乙女のロマンですな〜(突っ込まないように〜心はいつでも乙女)マジな話、なぜ京極堂が関口を手放せないか分かるような気がするんですよ。このシーンで。
京極堂書店

『京極堂講 年表・人名辞典篇』
あがーT(^^)Tです。まー『陰摩羅鬼の瑕』発行から4ヶ月たってません。
短期間でよくここまで調べ上げたものです。いくら協力者がいたって、まとめ上げて編集するだけでも大変だったでしょうに。「愛」ですねぇ。久しぶりに新刊が読めたら、ここまで燃えるか、ファンは。…ぼそっ、京極センセも忘れてる部分あるよね、きっと。禁句かしら、これって。
そっか、あの年にはこんなコトが〜とか出来事の方も読みふけってしまった(^_^;) さり気に同人ネタもあったりして。
家系図もすごいけど、私のツボは人物年齢計算尺!いやー今頃計算尺に再会しようとは〜
Silver Tips 「戦闘妖精雪風」パロ
小説



『Only japanese』

タイトルがすべてを物語る〜 いやもう楽しませていただきました。そうか、japaneseって、こーゆー意味かぁとかね。ほら〜わたくし、よく知らないから〜 (^O^)/ 「ホントはありません」なんてのは関係無しです。楽しけりゃいいんじゃないの〜なんて原田芳雄の定番を歌いそうになりましたよ。疑って信じたくてジタバタする少佐がツボでした。自分で自分を納得させて仕事の山に取り組むなんて、健気じゃありませんか。それなのに試練は襲いくるわけで、ほんとーにへたれたオヤジがお好きなんだなぁとくすくす。
でも、もしかしたらここから零が変わるのかもしれないという予感も。だって、あの過去など振り返らない男が昔を語ったんですよ。いくら義理の姉妹ったって、忘れてたって不思議はないのに。何かがあるのでしょうか。忘れられないような何か? 彼が少佐に語る日は来るのかしら。楽しみです。
実は「Only japanese」にはおまけもあるのだけど、こっちはナイショです。作者様にお問い合わせくださいませ。
TR.co.

<TR社>と読みます
「戦闘妖精雪風」パロ
小説



『桜チョコレート』
いやー細部のこだわりがなんとも言えません。「桜チョコレート」のヴァローナ社のクーベルチュールもですが、「FAIRY BRIDE」!布フェチとしては萌えますわ。小説の楽しみ方としては邪道かもしれませんが。この厚みが素敵なんですよ。
そうして、今回一番萌えたのはクーリィ准将!オカシイですか… だって、すっごくかっこよかったんですもの。ほんの少しの出番で、美味しいところをかっさらっていく!さすがです。いえ、亀の甲より年の功なんて言いませんよ。
そうよー 私はこういう准将本が読みたかったのよーー ああ、ムリ言ってゲットしてもらった甲斐がありました(悦) いや、主役二人のことも好きですよ、私。愛があるわりに例の性格はきっちり冷静に把握してるし。(ということは早とちりの押しの一手は戦略?さすが特殊戦総監)酔っぱらって軽口叩く図なんて、ス・テ・キ。でも、准将と比べたら、まだ若いわ〜 雪風の方がオトナかも、『GOOD LUCK』にうっとりしました。
若い二人に、ちと苦情。おばさまはともかく、ばあさんじゃないわよーー 准将はステキなおねー様よ♪

劇団さくらBX
アニパロ
ワンピース(副×シャン)マンガ



『裁きをこえていく、ひと』
某○M@Pの曲の歌詞だそうですが、お話にぴったりのタイトルです。
今回、シャンクス少しおとなっぽし。…三十後半のおっさんに言うセリフではないかもしれませんが、実際今回かっこよく出張ってるんです。副のなびく髪が見られない代わりに、お頭が動くし跳ぶし剣を振るうし。跳んで剣を振り下ろすとこが特に好きですねぇ。赤髪の流れと剣の動きの線がきれいにつながってる感じがして快感。いや絵描けない人間だから、感じ、だけなんですけど。
そうして最後に見せた笑いは、かなり胸に来るものが。副はさぞかし……実際に登場する場面こそ少ないけど、今回シャンクスが惚気てますよ。副は
「クソ賢い頭と でけェ体全部使って 俺を守ってるんだよ」「俺は1人で赤髪やってんじゃねえってことだ」それとも、単なる事実なのかな。
『物語』めざして玉砕なんて言うてらしたけど、素敵なストーリーです。
ルビーを誕生石に持つ女は海賊の女として潔く生きて死に……シャンクス達は生きていく。他人の裁きなど、彼らには知ったことではない。ただ生きていく、港の野良猫が昨日にも明日にも囚われることのないように――その生の潔さに惚れ惚れします。
そして、シャンクスの肩に乗る猫にも萌え♪赤猫かしら。
紅林さんのゲスト漫画は、にゃ〜と笑えます。相変わらず苦労している副のこめかみが(^_^;)



『Jelly』
すごーく悪巧みしてそうな目と口!お頭ーーな表紙です♪ 半分だけ覗かせた鎖骨がまた色っぽくて。裏表紙のかわいさにダマサレちゃいけませんよ〜ということかしら。
「走るカラダ ACT1」
お頭も副船長もさらさらヘアーでうっとり。海賊なのに艶々の髪なんて反則です。特に額から直に落ちる副の髪なんて……何も申しません。私的にはヤソさんの言い分に120%同感です。
「その男に執着されて笑ってるアンタも 」
ほほ、だってお頭ですもの。と突っ込みつつ拝読。お頭の場合、普通そうに見える微笑みほどコワイものはないと思いましたよ。
「走るカラダ ACT2」では、さらーに突っ走ってて、うわぁーでした(//▽///)昼の刻と夜の刻が組み合わされていて、相乗効果。斜めの枠線や白く削られた背景のトーンが昼と夜をたたみかけるようにつないでいく……絵だと、こんな表現ができるんですねぇ。いいなぁ。
「闘ってる時と犯ってる時」、シャンクスにとっては、どっちも同じかも。自分(の命や体)をチップにした真剣勝負。だから、副船長もマジになるしかない。それこそ「容赦なく」ね。互いにマジにならないと相手にもされないと思うから。お互いの「執着」を百も承知で、渡り合う船長と副船長……やっぱり、いいペアですねぇ(//v///)
CREVASSE アニパロ
ワンピース(副×シャン)マンガ


『ライフ イズ ビューティフル』
くっきりと鮮やかな黒と白が美しい画面の中、かっこよく動くのは副長。なびく黒髪が、白いハイライトが、もーヤってほどかっこいいです。たくましい腕が銃を自在に扱って動く動く。そして、その同じ腕が赤髪を押し抱くのですよ。「俺だけだ」「こんなふうに「赤髪」の懐に入り込めるのは」とっても切ない“あの「赤髪」の船の副長”です。
可愛いお頭描かれてた方ですが、今回、眼がすごいんですよ。なんで、こんな細い線2本で表情が出るかなー(お頭の場合)なんで、こんなちっこい丸に点みたいな瞳で内心がうかがえるかなー(副長の場合) ふー、ためいきついてます。
で、すっごく嬉しかった台詞「おまえは褒められて伸びるタイプだ 俺にな」そして「俺のいないところで おまえを幸せになんてさせるもんか」えへ、すごく萌えました。言ってるシャンクスの顔は見えないのです。でも、言われてる副長の目と口元が語ってる。彼は、どこまで行っても“あの「赤髪」の船の副長”なんだなぁ。
脊髄 アニパロ
ワンピース(子エース+副)マンガ


『アニキノキモチ』
ルフィとからむとホントにエースってお兄ちゃんしてます。しみじみ。副船長に語るエース見て、ああ、多分、エースは自分ががんばらなくちゃで気ぃ張ってきたんだろうな。なんてどりーむしてます。伏せた視線や曲げた口元が少年らしくて可愛いです。「連れてってやってよ」の言葉の裏に隠した「俺の弟を連れてくな」「他の誰の手も借りずに」伏せた目が語ってる… かわいいよなぁ。まだ弟への気持ちに引きずられてぐるぐるしてる、エースにもこんな時期があったんだよねぇ。
深読みすると…自分以外の人間に傾倒していくルフィ、寂しいと同時にほっとさせもしたんでしょうねぇ。でも、そんなはずはないと自分で打ち消したりして。
だから、支える者としての副船長に目がいってしまうんだろうな。頭として一番目を引くシャンクスではなく。
そうして、「勝手に自分で飛び出して」いくようになる、自分の足で立つようになる、それこそあっという間に。ここらになると副船長に共感してる節操のない私(^_^;) ここの副は、しっかり大人だものねぇ。ちっと見習わねば!




Revadavia〜リバタリア〜(但馬屋)
アニパロ
ワンピース(副×シャン)小説



『岐路』
「岐路」(三冊組)Side:RedとSide:Blackと統合篇ですね。確かにどれも「どれから読んでもOK」ですけど、やっぱり順に読むべきでしょう。修羅の中で生きる赤と黒の獣の章から、穏やかにまとまる統合篇へと。
3冊PACKですね〜と嬉しがってた方もいましたが、私も嬉しい。どこがかというと、つまり、シャンクスもベンも、真っ当な人間性の持ち主だって事だったりします。いや、海賊なのにという異議もありかとは思うのですが…でも、やっぱりね。私にとっては「いのち」に手をさしのべられる人なのですよ。シャンクスは(ドリームとでも何とでも言うてください)
今回、ベックマンの方がきつい目に会ってます。彼は多分…こういう情念に一番弱いんじゃないかな。その叫びを、耳が拒絶するほどに…
最終フレーズ、赤い夕焼けの中に伸ばされた手は、何を掴もうとしているのか。
よし、それが血塗られたものであろうと、自分たちに仇なすものであろうと、二人は後悔などしないんだろうな。そこにいないことによって、よりいっそう存在を感じさせる者達――うっとり〜
で、断言!万が一にもシャンクスが斬られた、なら、その時に出てくるものは純粋な「いのち」だと。いや、飛び出させたりはしないでしょね。誰かさんが、しっかり蓋をしていそうだ。ふーとか溜息つきながらね。



『PRIDE』
シリアスです。こちらの世界では、赤髪海賊団と言えど見込み違いも不運もある、と厳しい目で見られています。依怙贔屓されてません。(どんな状況かは敢えて黙)けれど、そんな状況下であっても、笑ってます。そうして「オレがいる」で男達を率いていく。  お頭、漢です。副船長も漢です。けっして縋り付かず、でも副船長を救ったのは(ひいてはシャンクス自身をも)シャンクスだったりします。
「いつでも太陽に面を曝して傲岸に笑う男」「祈る先も祈る相手もない」というどうしようもなく“頭”である男。漢と漢の意地とプライドがぶつかり合ってます。こりゃ、なまじの愛だの快楽だのより快感かもしれません。  そうして、より若い船員が頭のプライドに気づき、その在りように我が身を重ねていく姿が、本編のテーマとも重なってナイスでした。思いは、生き様は伝わるのだと。しみじみしました。それはシャンクスがかって見、自分の中に取り込んだ男のそれとも重なり…… どこまでも、この輪はつながっていくのだと思うと感無量。
自分にはとうてい書けない世界だからこそ…憧れますね。
インファナル・アフェア(無間道)』


『羨望』
去年公開された映画『インファナル・アフェア(無間道)』本
潜入員であるラウのパートと潜入捜査官であるヤンのパートに分かれてます。
どちらもかなーりシリアスです。相反し、相対する立場の二人が十年という長い二重生活に押しつぶされそうになる中、お互いの存在に気づく。その直前です。互いに相手の中に、自分が失った部分を見る…求めても得られないものを見る…切ないというには厳しすぎますが。しかしヨレヨレになっていく奴と、空しく笑う奴と…うーん。
特にドキドキしたのは、「耐えられないとは言わない/だが、耐えたくもない」から最終連に続くシーンです。いやー良い感じの終わり方です〜
内容と関係ない部分でなんなんですが…こちらのコピー誌は初めて見たので、すっごく参考になりました。造りとかアイデアとか。うん、何に付け固定観念に縛られるのは良くありませんね〜




Serafica
アニパロ
ワンピース(副×シャン)小説



『Gallows』
Gallows=断頭台というタイトルがムフフです。実際に断頭台に吊されるわけではないのだけど、二人にとっては変わらないかも。どんな形にせよ、ベンはシャンクスを失うことなど、己に許さないだろうし。
「自分で言うほど利己主義」でないベンが好きなんですもん。そのくせ、シャンクスを失わないためなら何でもするというベンがね。そんなベンを分かった上で「いい子だ、と褒めてやる」シャンクスが欲しいです。ベンが羨ましいですな。
いや〜私も言われてみたい、つか言ってもらいたい、かな。
嵐で腕を無くした船員の言葉がシャンクスの強さを表してますね。「利き腕を失くして、それでも屈託無く笑える力。他人の為に、生き延びようと希める力」
でもって、とーっても甘いんですよ、このシャンクス。ベタ惚れですな〜(//▽///)いや、敢えてピックアップはしませんがね。
自滅していった娘の言葉は胸に痛いですが…「お金を出せば何でも出来るってことは、つまりお金が無ければ何にも出来ないってことなのよ」




いわゆる一般出版物のうち、有明にも関わりが深いものを、こちらにアップします。
著者名
タイトル 出版社 値段 ページ数
コメント・他
神林 長平

『グッドラック―戦闘妖精・雪風』

早川書房 \1800 377ページ
発行 1999.5.15

いやぁ久しぶりの早川SFです。それがなにゆえ、こちらのコーナーかというと、その〜例によって同人誌から入ったから。1作目(1984年刊行)は読んではいたのだけど、なにしろ20年も前のこと。内容、かなりというかほとんど忘れてます。もともとメカ音痴なので、戦闘機の空中戦シーンの魅力はよく分からんのです。作者の愛と執念がこもっていることだけは分かるのだけど(^_^;)
では、何に惹かれたかというと、20年前は主人公である深井零のキャラクター。
今でこそ零のようなキャラクターも違和感ないでしょうけど、連載当時はかなり……なにしろ時代が時代でしたからねぇ。
「俺には雪風しか無い」と言い切って、疑うことの無かった零は、雪風から放り出されたことで深く傷つく。彼の(ある意味)幸福な黄金の時代は終わってしまったのだ。雪風もまた自分の場ではない――なら、自分は何であるのか……リン・ジャクソンの言葉が零を規定する。自分が何者であるかを自分に得心させていく。「フェアリィ星人よ、貴方は。」
どんなにばかばかしいものであろうが、どんなに貧乏くじを引くものであろうがかまわないのだ。ひとは、己の場を得るためなら、命だとて賭ける……
そして、フェアリィ星人 深井零にとって雪風は?
こちらのサイト↓ですごくぴったりの表現を見つけたので、ぺたっ
http://www.jade.dti.ne.jp/~suzaku/yukikaze1.html
人間は、何だって愛せるわけですよ。
でも、実は今回一番惹かれたのって、リディァ・准将だったりします♪
いやぁ好みのおねー様だ。
>自分が不合理だとずっと感じていたその正体は、自分が女として生まれたことではなく、人間であること、そのものなのだ、
さらに、メディアへの懐疑というのも、大きなテーマではないかしら。新聞やテレビ等で伝えられなかった=「なかったこと」ではないということ。徹底して言葉に拘ってきた神林長平なら、素通りできない問題だろうし。「戦士の休暇」での地球の実情と戦地であるフェアリイ星との情報格差、温度差。「警戒せよ!」と呼びかける声が聞こえるようです。
しかし、『戦闘妖精・雪風』で検索するとOVAかゲームの方が先に出てくるのよねぇ(^_^;)
OVAに関しては見てないので、何も言えませぬ〜 その後、4巻まで購入♪でも、見る時間が取れないって、どうよーー



実際救ってくれたのは、このコーナーの本たちでした。

特に、荒川マジックさんの「ねこばなし」で一時預かった子猫を
「いまはもういないけど、あのこはあたしのことが一番好きだったんだよ」
いっている言葉を読んだときは、全ては許されるのだと、言ってくれてるような気がしました。
そのほしみさんも、もう高校生なんですよねぇ(‥;)

2003年夏の記録は、こちらです。

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