「なんじゃ、こりゃ」と思われた方は、速やかにお戻りください。
お互いの心の平安のためです

ひょんな事から、巡り会ったコミックマーケット。何でもありの自在さと、「好きなモノは好き!」というパワーが、救いをくれました。

・書き込みは、順不同です。ここまでいらっしゃった方なら、読んでいくのも嫌じゃないだろうと独断。
・ホームページをお持ちで、かつOKいただけたサークルさんには、リンクを貼りました。

  2004年冬〜のご報告
少しずつ更新します。蟻くらいのスピードですかしら。;^_^A
サークル名 ジャンル タイトル コメント
エスペラント オリジナル・ジュネ

『雲の彼方へ』
オリジナルコミック。去年の発行なんですが、最近カメラにはまったもので、読み返してしまいました。主な舞台は富士山。俗といい聖といい人が貼り付けたラベルなどに左右されず、ただそこにある存在。そこに魅せられた青年古林はカメラが好きで富士山が好きで、どうしようもなく不器用でもある。そんな彼と、真っ直ぐにカメラに向かっているカメラマン王山の出逢いと別れの物語です。ここんとこオリジナルジュネからは離れていたので、的はずれな読みかもしれないけど、出会ったことで二人とも救われたのだなぁとしみじみしました。結末はハッピーではないけれど、あの山ではこういうことも起こり得ると納得もしました。受け止めてそのままでいいと言ってくれる王山は古林にとって救いだったけれど、王山にとっても、自分のことばを吸い取っていく古林は得難い存在だったのだろうな。自分の技術だけでなく自分の思いを受け取ってくれる相手と出会えたなら、手を伸ばさずにはいられないだろう… 人間とは上手くやれないと静かに、けれど盛大に泣く古林の涙が痛いです。それを見る王山の目の優しさをなんと言えば良いんだろう… 彼は確かに古林を育てたけど、鍛え上げたわけじゃない。ただ彼を受け止めた。古林が見ているもの、古林がとらえた写真ごと。富士山には、写真には、確かにこんな物語もあったのだろうと思えました。
T.R.co.<TR社> 「戦闘妖精雪風」パロ
小説



『BLACK DOGYY WALZ』『地球の緑の丘/月に吠える』
冬コミ新刊の『BLACK DOGYY WALZ』と1月大阪発行の『地球の緑の丘/月に吠える』が対の関係です。冬コミ新刊の『BLACK DOGYY WALZ』に登場したゲイブリエル視点のお話が「地球の緑の丘」と動物ネタの「月に吠える」。タイトルからして懐かしいというのは…えーと、やっぱり年でしょうか(^_^;)
クーリィ准将がポイントを締めてくれてて、私は嬉しい♪ FAFが絡んでる『BLACK DOGYY WALZ』では‘ちょっぴり残念そうな’顔の准将! 「月に吠える」ではレッドフォックスのリディア・狐ーリィ! ビジュアルで見たいよう。ああ、もっもっと出張ってくれたらいいのに。
今回一番魅力的だったのはゲイブリエルでしたね。人間なんて目じゃないわ。あーうー、作者様に失礼なことをσ(^◇^;)でも、本当に素敵な生きものなの。そして、ここ最近の我が身を思うとおこがましいながらブッカーさんの台詞にしみじみです。「減った分は必ずどこからか、また新たに流入することになってるからな」
結局幸せな2人です。そして、今回零が妙に鋭い。ちゃんとブッカーの落ち込みを察して行動してます。『地球の緑の丘/月に吠える』動物ネタでも、しっかりや○いしてます。わはは〜でも、エロとは違うかな。うーん、ゆったりした語りがなんだかネイティブ・アメリカンの民話のようだから? こう昔々のお話を聞いてるような感じです。しばらく寝かしてたら、懐かしさの理由が分かりました。ハーラン・エリスンだ♪1969年のネビュラ賞を受けた「少年と犬」!いや、あんなに暴力的じゃないけど、人間同士よりも犬との方が共に生きやすいと思ってる少年が。あら、雪風と零まんまですね、このあたり。
冒険野郎マクガイバー オリジナル
日常マンガ


『本当にあったとんでもない話17』
毎度おなじみK子ちゃん。今回も表紙で叫んでくれています。タイトルに次ぐでかい文字で(^_^;) 置物の七福神が一つ欠けてたという…「逃げたい気持ちもわからんでもないな」という突っ込みは友人としていかがかと、ランダムさんてば。(消えたのはえべっさんだったらしいです、商売繁盛の)でもって、「このスキマにビンボー神がそっとすわっていそうで怖い」というコマの次の空白がコワイ。確かにビンボー神って、スキマがなくたって、いつのまにか座ってるもんなぁ。
今回、一番ツボだったのは「めぐり会えない私たち」べたべたカップルへのAちゃんのコメント「朝の通勤電車内でほっぺたつつきあっても平気な人間同士がこの広い世界でめぐりあえたってこと」た、確かに。一方が平気でも、もう一方がダメだったら悲劇よね。えーと、つまり個々の問題と言うより組み合わせが幸不幸を分けるつーことかしら(^_^;)
ロトの紋章・マンガ 『ハピネス』 今回かなり大っぴらにアレル×カダル。背表紙でしっかり背中に貼りついてると思ったら、カダルに翻弄されっぱなしのアレルが健気。中身3ページだけなのが、ちょっちかなしいんですけど、それでもおもしろいのよねぇ。ああ、やっぱ長さじゃないわ、切り口と表現の仕方なんだわ、反省しよう(^_^;)
SEEKERS アニパロ
ワンピース(副×シャン、シャン×副)マンガ


『トリガーポイント』

鷹の目とシャンクスの手合わせがとっても楽しそう。かなーり鷹の目を堪能できました。がっ、ど、どうしたんだ、副。しっかり攻じゃないかと思わず動揺してしまった。それくらい今回かっこいいです、副。15ページの目なんて、もーゾクゾク。思わず最後突撃する場面の目と比べてしまいましたよ、これも副。あれも副、なのねぇ。そうだよねぇ、赤髪海賊団の副船長が弱っちいばかりなはずがないもんねぇ。反省。私もがんばろー。かっこいい副を目指して。えーと、目標は高く持つということで〜優しく、そのくせ手痛くシャンクスをイかせるとこなんて、うわー お見それしましたぁ。
ガレーラの職長さん'Sの痴話喧嘩も2ページ分あるのですが、私があんまり知らないもので(^_^;) でも、やっぱオトナなカップルですね。


『風花』
すごく幸せな二人。見てる方も幸せな気持ちになれます。船のみんなに「甘やかされてる」お頭と、筆頭で甘やかしている副船長♪「故郷を懐かしく思えるのは今が幸せだから」という副船長の述懐がしみじみ胸に刺さる。シャンクスとの年月を重ねることによって、彼は故郷にこだわる必要がなくなったんだなぁ。激しく燃え上がる愛もいいけれど、続けていくことによって強くなっていく思いもあるんだなぁと。そんな二人を好きになってほんとよかったと思わせてくれるお話でした(^^
劇団さくらBX アニパロ
ワンピース(副×シャン)マンガ



『ワンダーランド』

04.12.29発行
ヨーロッパでしょうか。古風な家並みの街でであった一人と一匹が、二人になるまで。パラレル故か、穏やかな二人です。なにしろ、シャンクス○コだし〜「面妖な」存在なんです。そんなのにうまうまとつけ込まれるベックというのも(^_^;)ある意味可愛い。 きっとシャンクス相手だからよね。雨の中、全力でシャンクスのために走る羽目になって、諸々あって、自分で自分のこと「馬鹿か」と言いつつ、シャンクスのために必死になるとこはパラレルだろーと変わらないなぁ。ビジュアルでも、結んだ髪がなびくところ、ムフフの時ほどいた髪がなだれ落ちるところ、とーっても、私好み。シャンクスもちょんと座ってるところとか器用なかっこで寝るところとか可愛さ全開だなぁ。背中のラインは色っぽいし。うっとり〜♪ おとぎ話の定番として「そして二人は」となるラストもうふふ♪ 新春らしく楽しめました。おごちそーさまでした〜
CREVASSE アニパロ
ワンピース(副×シャン)マンガ


『HEART FULL THROTTLE』

ベンちゃんの思い出。意地汚いお頭に巻き込まれた災難というかイイコトというか。「…くそ あーダメだ」で落とされたベンちゃも若かったんですねぇ(//▽///)
それにしても十年経っても同じ事してるお頭なんだけど、いい顔になってるのはやっぱりいい年の取り方してるという事かな。「…あんたがそう言うんなら きっとすごいんだろ」というベンの表情にみとれてしまった。 正直いって苦手だったんですよね。この方の絵。顎のライン。それが久しぶりに見たら、もろ好みの線に(^_^;)特に顎と目が口元が♪うーん、絵描きさんて、こんな変わるものなのか。ちょっとびっくり。

『romanticist』
すごいらぶらぶ!どう転んでも海賊であるシャンクスが最期を託すのは結局ベンなんですね。「どんな斃れ方しようと真実はおまえの心の中だけだ」
猫が死ぬ前には姿を隠すように誰にも死に際は見せないつもりなのか、ベン以外には?確かにロマンティストだわ、お頭(^_^;) そこまで言っといてから「それとも」「俺と一緒にいこうか」と誘うシャンクスの目、口元… 断れやしないでしょう、彼の誘いは。 若い2人もかっこいいけど、やっぱりいい年した(というか共に生きてきた積み重ねを持つ)ベンとシャンクスが一番好き。残酷なはずの時の流れさえ味方に付けて、彼らは“伝説”になるんだ♪
カストリCo.
ミステリーパロ
マンガ
京極夏彦


『氷晶塵』
温泉に雪ウサギに雪見酒に木場ダルマと冬情緒満点の表紙♪某動物もちんまりと(^^ 仙石楼でのお泊まりなんですね。
開口様の4コマ、やっぱ映画化にこだわってる〜と笑っちゃいました。ヒ○シシリーズになってるらしいんですが、私が知らないもので。単純に笑ってました。まぁ確かに京極作品のゲーム化はねぇ、映画と同じくらいには困難でしょうねぇ。「テキスト打つ人が死ぬ」って、確かに。
〆の中尊寺様の4コマもすごいけどね(^_^;) そうだねぇ。
後書きと連動する「雪女の冬」に、思わずうんうん。びくつきながらも吹雪の中京極堂を捜しに行く関口。ちゃんと京極堂の話を聞いて、本当の気持ちでもって京極堂を慰めることのできる彼だからこそ、京極堂も本音を洩らす。「勝てない」と。彼でなければならないのだと。「君が来てくれたのを見たとき 僕は――」と、えらく素直になってるのに邪魔する連中が多すぎて…もー、お気の毒様です。
しかし、これだけ楽しませてもらったのですが、作者様はお二人とも絶不調で、それでも出す!この根性に脱帽です。
「余計な痛みを受け取り続ける」ことで、関口は最強なんだろうという指摘にこっくん。だからこそ京極堂はじめとする面々は彼をかまうのだなぁ。
しみずみさき  SD 花流 マンガ(海ア蒼さま)と小説(獅水良さま)

『麦藁色』


04.12.29発行
待望の魔法使いの弟子シリーズ最新刊〜♪今回、マンガも小説も秋のお話です。カプリング逆だろーが、平気〜チビチビ2等身の魔法使いの弟子「さくらぎはなみち」と「るかわかえで」がめちゃ可愛い。
マンガのカカシが切ないです。どんなに形だけ変えても本質は変えられないって…深い!深いわ!カカシをなんとかしてやろうとジタバタして、でも結局カカシの悟りに頷くはなみちとるかわ。二人は考え無しでしかも修行中の身だけど、ちゃんとその切なさを知ってるのね。でも、その変えられなさがカカシにもたらしてくれた幸せもある… オチをばらすわけにはいかないから、とりあえず最後はハッピーエンドなの〜♪と言うことで(^^
小説も秋のシーン。えーとこっちもネタバレになっちゃうので詳しくは言えないのだけど、小説の2人の方がきかん気かな。で、やっぱ、めるへん〜♪ 唯一不満なのは、今回「怪しい魔法使いセンドー」がマンガには登場しなかったこと(^^ このメルヘンワールドの中で一人だけブラックなにおいのする彼は私のごひいきさんなんですよ。ずいぶん後になってはまったから、持ってないのも多くて、この夏にやっとバックナンバー揃えたんですよ。
オリジナル 動物本 『動物本 けだまだま』 『けだま』登場の捨て猫だったミロちんに加え、今回メンバーが増えてました。ミロたんの踏ん張りぶりとか人の傍にいたくて眠いの我慢して舟をこぐ図とか、もう可愛いったら。後半は、海アさんの実家で溺愛されて育った犬のソックスちゃんマンガ。めちゃんこ人懐っこい彼女と猫との第1種接近遭遇とか、笑えました(^^ 愛よねぇ。




いわゆる一般出版物のうち、有明にも関わりが深いものを、こちらにアップします。
著者名
タイトル 出版社 値段 ページ数
コメント・他



実際救ってくれたのは、このコーナーの本たちでした。

特に、荒川マジックさんの「ねこばなし」で一時預かった子猫を
「いまはもういないけど、あのこはあたしのことが一番好きだったんだよ」
いっている言葉を読んだときは、全ては許されるのだと、言ってくれてるような気がしました。
そのほしみさんも、もう高校生なんですよねぇ(‥;)

2004年春から2004年夏にかけての記録は、こちらです。

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