〜何でもあり〜
すごく偏っているのですけど
音楽や映画のページも作りました。こっそり。
反則として、歌詞だけとかも入れています。


『吸血姫』
「新宿梁山泊」
作・唐 十郎/演出・金 盾進

新宿梁山泊、久々のテント興行が大阪である。
この24日(土)と25日(日)に!と来れば、行きたいですわよ〜
何たって25日のシティには行くつもりだったのだし〜
というわけで、あわてて、扇町ミュージアムに電話してチケット確保。
例のホテル・ザ・ルーテルに電話して、お宿を確保。
さー後は行くだけ〜夏の終わりの楽しみができました(^O^)
京大西部講堂での公演以来だから、えっと……数えるのは止そう(^_^;)
今回の場所は大阪の扇町公園。六時から受付なので、早めに行って待つ〜
その甲斐あって、背もたれのある椅子席ゲット。
なにせ、ござに座って見たのでは、帰り歩けなくなってるおそれが(‥;)
満員になっても、「まだ50名様が外で待っていますので」と
合図とともに詰め詰めに〜
今回の出し物は『吸血姫』作・唐 十郎/演出・金 盾進
http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kyuketuki/kyutetuki.html
ストーリーは、あってないようなもの。一応、ベースには、『愛染かつら』があるのだけど、今更ですわね。
鍛え上げたというのではない、日常の延長にあるような歌声―――
CMなどを取り入れたダジャレと下ネタ。
去年見た「劇団☆新感線」にも、この感覚は流れてるような気がする。
やっぱり現代の芝居は、テント小屋から始まったのよね。

大久保 鷹の存在感は、やっぱりすごい。
「彼が出ていると芝居が締まる」という批評を見かけたけど頷ける。どこでか忘れちゃったけど。(逆に言うと、彼に芝居が引きずられるという危険もあるかな)
今回は、引越し看護婦=海之ほおずき(近藤結宵花)と狂気の看護婦=高石かつえ(梶村ともみ)、この二人の迫力が十分大久保 鷹に拮抗してましたわ。

でもね、正直に言うと、ストーリー展開は、どうでもいいのよ。
私がほしいのは、最後のクライマックス。
三幕の終り、降り注ぐ水で、部位もかぶりつきも水浸しです。
始まりの陰画として、トラックに乗って登場人物たちは去っていきます。
「さよならお世話の都」と言うセリフとともに、
舞台後ろの壁が一気に開かれ、テントの外へと去っていきます。
その瞬間、テント小屋の中の濃密な空間が、大阪の市街へと広がるのです。
多分、私が惹かれているのは、この一瞬。
盛り上がりつつ、芝居の幕は下り、日常が始まる。
けれど、それは決して以前と同じではないという、この感覚―――

【閑話休題】
テントの色、葡萄色というか、紫なんだけど「紫龍テント」と呼ばれてるのですよ♪
だーれ、命名したのは(^^
野獣郎見参〜Beast Is Red〜
「劇団☆新感線」
青山劇場3月17日(土)18:30〜


http://eee.eplus.co.jp/s/yajyuro/index.html
屋根のある劇場でお芝居見るのは、久しぶりですが、面白かったです。20分の休憩を挟んで、3時間びっちり、退屈しませんでした。
青山劇場って、椅子はゆったりしてるし、天井は高いしで、快適。前の席の3人のお嬢さんがまたのりのりで、それも楽しかったです。

とにかく役者さんの動きが軽いのに、びっくり。
いや、動いてるというなら、昔の赤や黒のテント芝居の役者さんも、すごく動いてました。
でも、劇団☆新感線の動きは重力に縛られないというか。黒テントの動きは、体重が感じられて、柱にぶつかったり、すっころんだりしたら、こちらもイテテだったんだけど。劇団☆新感線の場合、斬られても痛いとか感じない。蹴飛ばされてもけがしないって感じ。
どっちが良い悪いじゃなくて、とにかく違う。しばらく見ない間にお芝居も変わってきてるんだなぁとしみじみ。
まぁ、私はあんまり芝居を見ていた方じゃないから、あんまり言う資格は、ないですけど。

安倍晴明をモチーフにして(と言ったらおかしいんだけど)時は応仁、戦乱の世を舞台にドラマチックなストーリー。主役の物怪野獣郎【もののけやじゅうろう】(堤 真一) より、 阿倍西門【あべのさいもん】風鏡【ふうきょう】(松井 誠) とか芥蛮獄【あくたばんがく】(古田 新太 )の方が儲け役だわ。
というか、面白みがある。目を引く。
karinさんによると、堤 真一と他の座付き役者との差がありすぎて、ということ。
確かに、最初の方ノリが悪かった。でも3分の1を過ぎた辺りから、全体のペースが合ってきた。うーん、場のエネルギーがまとまって、ホール全体のテンションが高くなったです。

荊鬼【いばらぎ】が前田 美波里 と後で知って、絶句。
だって、前田 美波里って……あの資生堂のCMの!
私より年上のハズ……つくづく実年齢なんかアテにならんと実感。動きといい、雰囲気といい、鍛えている人は違う。半分以下の年齢の役者さんの中に混じって、引けを取らないどころか、存在感で圧倒してるんだものねぇ。
森達也 監修デーブ・スペクター
『放送禁止歌』
解放出版社 \1800 191ページ
本の紹介ページにも取り上げたのですが、こんな歌が放送禁止(正確には自主規制なんですが)?と、たまげてしまったもので。皆さんの感想を知りたくなりまして。


長谷川きよし


ACONTECE(アコンテッシ)
PHCL5004 \3000
日本フォノグラム





「ネガ」と呼びかけている歌がある、というだけで、買ってしまった。結果は、大満足。あの声でネガと歌い上げられると、もう…
さすが長谷川きよしです。
アルバムのタイトル曲「アコンテッシ」もすてきです。
世の中のことすべては、こんなふうに自然におきる、いつの時も……
《人生には誰の意志でもなく、自然に、ある種運命的に、そうなっていくというたぐいのことがたくさんある。ブラジルでは、そういったこと全てをアコンテッシと表現する。》
2001年度のソロ・ライブコンサートの日程、決定。
2001.10.27(土)  18:00開場 18:30〜20:30 
大阪能楽会館(北区中崎町)

案内図は、こちら↓へ
http://www.pp.iij4u.or.jp/~rohnishi/map.html

\5000
申し込みは、アコンテッシの会


映画
『忘れられた子供たち』のパート2『神の子たち』

映画の感想は、こちらです。



『神の子たち』が完成したとのお知らせが届きました。(2001.9.21)
11/6(火)よりロードショウ決定。
恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館ホール
案内図は、こちら↓へ
http://www.tokyo-photo-museum.or.jp/html/information.htm

毎週月曜は休館日 TEL 03-3280-0099
13:00〜 15:05〜 17:10〜 19:15〜
一般\1800 大・高\1500 中・小\1000 

前作『忘れられた子供たち/スカベンジャー』特別上映
『神の子たち』上映期間中、金・土・日の11:00の回のみ。\1200均一。

良い映画なんです。行ける方は、ぜひ!


このページの背景は、Miracle Page様からいただきました。

inserted by FC2 system