COMIC 2
作品名 (データ) |
一言、二言、三言… |
青池保子 『エロイカより愛をこめて』31巻 秋田書店 プリンセス・コミックス 189ページ \390 2005.3.15発行 2005.2.27 |
もうあまりにも有名なあのシリーズです。今さらなんですが。巻をまたいだ長編を追いかけるのに疲れて、しばらくご無沙汰していました。ら、某筋から強力プッシュ。「今回は番外編で読み切りだから、ずっと読んでなくても大丈夫」「おもしろいのだ、とにかく読め」ならば〜と買いに行ったらご近所の本屋では売り切れ。買い出しに出かけましたよ。……面白いーー♪楽しい〜 今じゃ私の座右の銘です(^^ 「瑠璃色事件」では、ボーナム君の憧れの君登場。ラヴェンナの古書店主ニコリーニさん。伯爵ではまだまだ太刀打ちできない貫禄と慈愛と。ええ、ボーナム君が憧れるのも宜なるかな、です。 「心理実験プロジェクトS」は、少佐が大活躍。なんと、ケーキを焼くんですよ〜ええ、完全防備で。試食した面々によると絶品らしいです。なにせ任務となると凝り性の人だから(使用差の作ったはちみつトルテを食べてみたいもんだ〜) 「少年たちの黄金伝説」 エーベルバッハ家の執事さんがメイン。なにしろ彼の里帰りから事は始まるんですから。彼が(彼ら)こそこそ隠していたものは、第二次大戦後の荒廃したドイツで起きた奇跡のお話。種明かしになってはいけないので詳しくは言えませんが、書きようによっては悲惨にも卑しくもなる出来事が、少年たちの精神の凛々しさ故に、とっても後味のいい短編になってます。いい話を読んだ、と本を置けます。 ちょっと話がそれるんですが、エーベルバッハ家の執事さん。彼が少佐を育てたわけですが、いい子育てしてますね。父親を敬して、けれどおそれず。うん、成人なら、こうでなくちゃ。精進します〜 |
2004年の「コミック2」は、こちらです。
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ごめんなさい。ロゴを用意する間がなかったので、とっても愛想がないです。
しばらくお待ちください。